3・3かぶ島会 遥かなり
車は峠を下り始めた、車の列が途切れること無く続いている、 伊予灘が開けて来た、海は白いさざ波を立てて打ち寄せていた。 宇和海に入り遠くに佐島が見える、戦中武器庫として利用され、 後世に語り継がれる日米戦闘機同士の空中戦が… もっと読む 3・3かぶ島会 遥かなり
車は峠を下り始めた、車の列が途切れること無く続いている、 伊予灘が開けて来た、海は白いさざ波を立てて打ち寄せていた。 宇和海に入り遠くに佐島が見える、戦中武器庫として利用され、 後世に語り継がれる日米戦闘機同士の空中戦が… もっと読む 3・3かぶ島会 遥かなり
寒い雨が降る午後の夕方、用事を終えた私は車を運転して 家路を急いでいた。 道路端を、傘をさした人々が急ぎ足で帰途についている、 此処が私の人様と違うところである・・・? まず、雨の日の家路を急ぐ人は、視線を足元に向けて … もっと読む 顔を上げて 前を向いて 明るく
面接試験が無事終わって近くの喫茶店に入った、 もちろん若い女性当事者の同意を得ての事だが、 そのぐらい女性に対しては慎重に気配りをする。 店内は、若者たちで賑わっていた、これでは気を 使わなくて済む、 明るくて更に爽やか… もっと読む 武道家だって人の親、 可愛いに決まっている
休み明けの月曜日、何と忙しい一日だったであろうか、 懇親会を済ませて帰宅すると、さすがにくたびれた、 面接採用試験、好感触で本人の気持ち次第で採用OK。 組織の事務局へ諸々の用で出向く良いお年をお迎え下さい、 許可書出来… もっと読む 忙しい一日でした 他事雑感
昨年末から今年に掛けて大切な友が亡くなった。 私にとって激動の1016年、平成28年だった、 年末になって苦労した長姉が、寿命が来たのか天に召された。 明るい話題よりも悲しみに満ちた年だった、 ただ希望があるのは、新年か… もっと読む 行く年来る年 感謝を込めて
今年のクリスマスイブは一足早くトナカイのそりに乗ったサンタさんが、 北欧からお越しになられた、子供達の元へ回るのが大変なので大人には 先に配達するのですよと笑いながら話された。 開けてびっくり酒のツマミにぴったしの品、モ… もっと読む ひとり酒 メリ-クリスマス サンタの贈り物
まだ宵の口なのに人通りが増えてきた、 友をホテルに迎えに行く頃、頬に冷たい雨が落ちてきた、 「杉様雨が?」 「かまわん濡れて行こう、夕月 !」 今夜の座席はホテルから歩いて5分の所、松山では有名な 店である、先般呼ばれた… もっと読む カラオケ戦線 異常なし 居酒屋B
蝉しぐれ 文四郎と福 あの日の君へ 人の世に男と女が居る限り出会いと別れは人の世の常、 私は幾多の男女の別れに、様々な涙を見て来た。 情けが深いほど、その悲しみは止む事を知らない、 狂おしい程の苦しみに我が手で命を絶つ者… もっと読む 蝉しぐれ 文四郎と福 あの日の君へ
夕方、仕事が一段落したので馴染みの本屋さんへ出向いた。 小雨だが寒い、だが書店の中は程よい暖房で気持ちが良かった、 その所為でもないが膝もとの高さの棚に釘付けになる本が有った。 「文芸春秋 文春ムック 藤沢周平のこころ … もっと読む あの日見た清左衛門再び、 雪舞う里に
あれは夏の日が終わりかけた幼い日のこと、 いつもの様に我が家の前の新田で友達と遊んでいた、 後ろから誰かに足をすくわれて後ろに倒れた、 ここまでは憶えている ? 気がついた私は辺りが薄暗くなっているのを知った。 多分後ろ… もっと読む 遠い夏の日 僕 ! どうしたの ?