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友情

杉の子 ミニ同窓会

私と女性2人の食事会は午前11時半始まった、私が良く利用する店の姉妹店である。

各個室は広めにとっており三人では広すぎるほどだかコロナの時節を考えると大いに助かる。

店側も気を配ってくれて「心配せずにゆっくりしてください」その気配りがありがたい、それで二時間はあっという間に通り過ぎた、

親友の奥さんは半年ぶり、もうひとりは30数年ぶりの再会である。

懐かしい昔がよみがえる、私が近況を知りたかった彼女たちの親友の消息が明かされる、竜宮城のおとぎ話そのものである、幸せな家庭を築いているものがいれば、結婚生活が無残に失敗して傷心のまま故郷を後にした女性もいる。

彼や彼女たちが「マスタ- 名前を付けて!」 と勇んできた夫婦が無残に破綻した話は、私の心を暗くさせた、音信不通である。

私より10歳下なのに、もう数名が黄泉の国へと旅立っていた、無邪気に来店した二十歳前後、その顔顔が涙でかすむ、それでも幸せ組も多くいることが救いである。

30数年ぶりの学生リ-ダが相変わらず明るくて力強い、よくぞ頑張ってくれたものだ、失恋も豪快に笑い飛ばすお姉ちゃん(おばあちゃん) あんたは偉い、同級生の福の神、だから女だけでなくか弱き男たちに頼られるのよ !

番長M君とも連絡取り合っている、豪傑から気弱までまんべんなく付き合うあんたは女番長、表彰状が必要だね。

以前、M君のブログに触れた雨の中の乙女の近況が分かった、関西に在住で女番長の仲良しで連絡取り合う仲である。私の思いを伝えて再会を希望した、

忘却に霞んでいたフルネームが思い出された、「ああ! そうだった・・・」

コロナ騒ぎで暗い世相、総理辞任の国内政治、世界を巻き込んだ米中対立の緊迫は、国民の暮らしを直撃する、それどころか国の明暗が分かれる。

私の周囲に用意周到、対処の構えの人はごくわずかである、まるで対岸の火事騒ぎ日本人の立ち位置が見えてくる。

内までもせせこましいコップの争いに気をとられ大局を見失う若手に気力もなえる、もっと世界を見ないか、足元だけに気をとられると大変な目に合うよ、年寄りの警鐘が通じれば良いが、無理だろうなぁ !

ひと時の気分転換、悩みがあればまた逢おう、「女番長Aちゃん、頼むよ ! 」

店を出ると、蒸し暑いが爽やかな風が頬をそよぐ、淑女たちに乾杯、素晴らしい旦那さんにありがとう !

杉の子ミニ同窓会は、笑顔笑顔の内でお開きです、次はもっともっと膨れるそうです、うれしい再会。

「あんたたちは偉い、そして素晴らしい、マスタ – 脱帽です !」   !?

杉の子 ミニ同窓会” に2件のコメントがあります

  1. 良き友は、何にも替えがたい人生の宝です。

    楽しい話でした。これも皆、神様からの、あなたへの贈り物でしょう。

  2. onecat01さん、
    >神様からの、あなたへの贈り物でしょう。
    最高の褒め言葉です、ありがたいですね。

    コメントに感謝いたします。

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