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人生

相談相手

相談相手

悩み事を相談できる人のいる人は最高の幸せ人間である、自分ひとりで解決しなくてはいけない人に比べてどんなに肩の荷が軽くなるかお分かりでしょうか  !

亡くなって知る友のありがたさ、年々その数が減る程に侘しさが募る、夫婦の片方が亡くなると特に男は気弱になる、先立つ妻を追いかけるように黄泉の国へ旅立つ。

妻を亡くした年老いた夫の後ろ姿ほど寂しいものはない、どんなに喧嘩していても、やはり元気でいてほしいのが夫たちの心の底からの願いなのです。

幼児期過ごした私の実家の数軒横に取り残されたお爺さんがいた、家の庭に椅子を置いて通り過ぎる村人やクルマを眺めていた、いつ見ても物言わぬ侘しさを漂わせて哀しみを滲ませていた。

私のいつか行く道に対する想いの原点である、年追う身の寂しさ、儚さ、早くして見てしまった現実でもあった。

そのおぼろげに感じていた不安が今、現実の風景に投影されている、学生時代他校の柔道部強者だった男の死がもたらされた、彼は3ケ月前に亡くなっていた。

家庭第一で友人の少ない男だった、私と仲の良かった主将Kの同輩、空手仲間の後輩の兄、学生時代は肩で風を切って闊歩していた、師匠の選挙では何時も席を共にした仲だった。

友が逝く、コロナの所為で無言でサヨナラする男たち  !本来なら、見舞って語り合えた筈なのである、この事を考えてもコロナが憎い。

家族へ残す想いもあったろうに心残りが無念でならない、友よ !

あなたに心を割って話せる相談相手はいますか、居る事が至福

の人生なのです               !?

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