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人生, 思い出

人は人 我は我

人は人   我は我

この頃特に気のつくことがある、私は基本的に他人の幸不幸を気に止めない、金に関する興味もない、どんなに金持ちであろうと羨ましくもない、勿論自分を蔑んで貧乏を恥じることもない。

命の縁を覗いたことで人生観、死生観が変わったからである、そこには、金銭欲、特に物欲にこだわらなくなったのである。

裕福な人を羨む嫉妬心が消滅したのである、しかし、本人は良いとしても、そのしわ寄せが家族に来るわけだから全くもって有難迷惑である。

現役の私ゆえ、仕事の紹介は常のこと、その人間関係の中にもそれぞれの個性が見事現れる、特に「慣れ !」の位置になると顕著に現れる「三つ子の魂百までも!」この例えがづんとオーバーラップ !

育った家庭、教育、交友関係、仕事場(現在言葉で勤務先)の人間模様、一人一人良く見える、その中で可哀想にと思うのが「金銭唯一!」のひと、墓場にまでは持って行けないぞ、それ以上貯めてどうする  ?

そんな人は、金の多価で人を評価する、金の亡者、私に言わせると不憫な奴、彼らに言わせると「哀れな貧乏人!」蔑みの対象   !だが果たしてそうだろうか、残された肉親の末路を考えた事があるか。

私は仕事を紹介するとその費用についてはタッチしない、お互いが取り決めすれば良い、双方を信ずるから、紹介する訳だ、信じられないから気になり干渉する、そんな関係は長続きしない。

仕事を斡旋、紹介する私は、逆に気を使って下手に出る、それを勘違いする馬鹿がいる、しばらくは我慢してあげる、しかし、私の退散は早い、 いつまでも善意の人ではいない、男も女にも同じ、逃げるのは早いぞ !

ずいぶん昔になるが、億の請負金額の仕事を紹介したことがある、その関係者は拝むように私に頼んできた、私はあくまでも善意で紹介した、

競争見積もりもなく受注した。

見事に建て屋は出来上がった、それから数年のちある飲み会でその親族がその時の話を持ち出して自慢した、彼は私に頼んだことをすっかり忘れていた。

「儲けたのよ !」横にいた友が叱咤した !「Sが紹介したんじゃないか!」 突然彼は沈黙した ・・・

「ビール届けるから! 頼んでよ  !」と懇願した事を彼は忘れている、経営者は、又新規の店舗を増やした、今度は別の友が斡旋した、

店舗建築業者から2000万円 (一説では3000万円 ) 紹介料を取ったという。

2000万円とビールひとケース(事実は何も貰わなかった) お人好しのSさん ?

私は彼の為に忘却の彼方へ忘れることにした。

それから数年後彼の突然の事故死が伝えられた、彼を意見した友と葬儀告別式に参列した、人間の運は分からない、その事故は常識では考えられない?事故だったのである。

因果関係とは思わない、些か高価な友へのご香料になったと思えば済む話、

人間は反日国家だけでなく、この日本の国内にこそ筋を忘れた人間達がいる、

日本人の劣化、戦後教育の成れの果て、金に執着すると金に復讐される。

明日、9月29日、自由民主党総裁選挙が実施される、

保守回帰、女性初の総裁にして総理大臣、誕生する姿を国民は目にするだろう !

男達が無気力ゆえ、大和撫子が立ち上がるのである、男達よ恥ずかしくないか   !

人は人   我は我 それにしても    !?

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