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友情

先輩巡りの旅 巡礼

先輩巡りの旅 巡礼 

今朝も寒くて厳しい朝を迎えた、電気毛布では皮膚が痒くなるので昨夜は布団乾燥機をかけた。

寒中見舞いの宛名書きにせいをだす、懐かしい先輩の名前があった、高校在学中は各先生の手を煩わせたイケイケのやんちゃ坊主の生徒、

学生時代は声もかけられぬ強面兄ちゃんだったが私が店を出してからは気にかけて顔をのぞかせてくれた。

揉め事など他の人では仲裁にならないのだが私が入るとピタリと止まった、それだけ気の合う先輩だったのである、歳を取るほどに懐かしく逢いたいと思う !

同級生が夜汽車に乗って、仲良組がスリーナインで黄泉国駅を目指して去って行った。

先輩 Nkagima  !

先輩直筆の年賀ハガキを見ると無性に先輩に会いたくなった !私をズバリ「U !」そしてニヤリと笑った ! その横に 先に天国に向かった先輩 Nakamotoが居る、その人も又「U!」ニヤリ!歯切れの良いイントネーションで呼んだ !

「 押忍!」

これじゃあセンパーイ達に会いに故郷へ帰らなきゃーネ。

それにしても先輩たちのオヤジ具合とお爺ちゃん振りを私は見たことがない、カカア天下と聞いた事が有ったか、なかったか ?  さて・・?

年賀状を見ながら懐かしい思い出を浮かべている !  

四国八十八ヶ所巡りをなぞらえて「先輩巡りの巡礼」を立案した、

ところが今日寒中見舞いを郵便局に投函した後、同級生3人の記念写真をプリントした。

Y  ・  M  の両番長と私 U、故郷の何処かの橋の欄干に立っている、黒の式服だから同級生誰かの葬儀告別式のようである、誰だったか ?

「おまえ! 本当にUか ? 歳とったの~ ?」自分の事は棚に上げて先輩はニヤリと笑うに違いない。

先輩巡りの旅、巡礼   !   「 押忍 !」 

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