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友情

友よ泣くな !  校庭の陽だまり

この9月は思い出に残る月になりそうである。
若い二人の見合い、今まで出会うことのなかった男女が、
私の橋渡しで初めて出会う  !

既婚者も振り返ってみて欲しい、学生時代に知り合って
自然に付き合い、恋愛、結婚へと進んだカップルは別と
して、人の紹介で見合い、結婚へと結ばれたご縁  !

不思議だと思いませんか、

私が強調したいのは、ただ漠然と人生を歩むのではなく
隙間風、雨嵐にこそ出会いの不思議を思い出して下さい。

二人だけの運命ではありません、様々な人の縁で結ばれた
二人である事を肝に銘じて下さい、そんな想いを巡らせる
今日この頃、敬老の日を祝ってもらう身分になりました。

これひとえに人との縁、有難いことです。

月末に迫った京都での同級会、年齢的な面もあって当初の
予定より参加者が減りましたが、それでも上等だよと友に
励まされました。

少数精鋭は小学校に入学した時に分かった事、上等だよ !
その言葉を噛み締めている  !

行きは好きでない飛行機だが、帰りは大好きな高速バスの
旅、俺も付き合うよ  !  竹馬の友がそう言ってくれた  !

中学の修学旅行で行った京都、昔の鈍行の旅はそれでも
沢山の思い出を残してくれた、
今回の旅は、元気な参加者へ旅だった友の思い出報告の旅。

時代が変わった、変わらぬは友との友情、あの鈍行の旅が
ヒュッと一飛び、ジェットの旅、あっという間に友の顔が
そこにある。

便利な世の中になったものだが、そこにいて顔の見られない
友がいる、病に伏せて自らの人生を振り返っている、
京阪神の全ての友に逢いたいがそれも叶わぬ、一人だけ会う。

それも内緒で訪問する、校庭で仲良く肩寄せ合った君と僕  !
中学卒業と同時に集団就職、厳しい浮世に涙を隠しよく耐えた。

晩秋に向かう故郷は、黄金色のみかん山、小さな2つの岩礁の
かぶ島が遠い日の思い出を呼び醒ましている。

西陽射す校庭の陽だまり、午後1時間目のベルが鳴る・・・

「授業が始まるよ !」
優しいキタムラ先生の声が聞こえてきた     ⁉️

 

 

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