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人生

白い雲

白い雲

青空を背景に白い雲が浮かんでいる、まるで水先案内人のように私の行く先をゆったりと距離を保って手招きする。  

車の前面ガラスがまるで額縁のようにその白い雲を受け入れている、美しい色合い、見事なアンサンプルそれは受け手の性格が反映する、平穏をこよなく愛して世界平和を願う普通の人々の思いは同じ。

その昨日とガラリと変わって、日本各地にゲリラ雨が叩きつける !皮膚を刺す雹が道行く人を泣かせる、激しい猛雨に人も自然も立往生、享楽に慣らされた社会が右往左往、日頃見慣れた風景が未知の世界に踏み込んだようである。

そんな世情を私は複雑な思いで眺めていた、私が過ごした田舎の村はそれが当たり前の風景だったのである、今こそ巨大な選果場に埋め立てられているが、当時家の前の4m県道の西側は即海だったのである。

台風接近の度に大波が県道を越えて打ち付ける、怖さの度合いが一桁違っていた、荒ぶる海、為すすべ知らぬ無力な村人よ ! だった。

科学の粋を集めた都会で突然の猛威は現代人に抗するすべはない、忘れがちな人間社会の限界を目の前にする、弱き者それは人間  ?

週が明けて慌ただしい日常が戻って来た、朝から電話が鳴り止まない、時計の針よもう少しゆっくりと、聞きおいてくれるはずもないが   ?

相続関係の相談が2件、これはA先生に頼む、協力関係のB先生から転用の依頼が入る、早速役所の担当者と打ち合わせ、その間、許可書を受理に走る、融資担当へ必要書類を届けて担当司法書士へ決済の依頼   !

週明け早々忙しい、明日か明後日本命の許可の連絡が入る予定、係長が感嘆して唸った仕事である、少しは底力を見直してくれたかしら   ?男は黙ってやり遂げる、蝶々発しは別のこと。

一息いれる公園に遠雷が轟いて来た、雨が☂️こちらに照準を向けたようである、みなさま充分にお気をつけて早めにご帰宅を、河川の水位が上がって来たようです。

か弱きものたちが息を潜めてその時を待つ、彼らは殊の外雷様が怖い   !

自然の中の人間、この地は仮の宿、少しは反省するのも良いかもです。

白い雲が呼んでいる    !?

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