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人生

親の教えと悟り

親の教えと悟り

私は折々両親のことを語るがそこには感謝とともに批判も含まれている、我が故郷は海と山に囲まれた狭い土地に村人たちは肩寄せ合って日々の暮らしに運命共同体を形作っていた。

両親ともこの250軒余りの集落で生まれ、そして人生を終えた、オヤジはどういう訳か町の人々の知己を得て外の世界は知っていたが、お袋は早く嫁いだこともあって町の生活を知る機会はなかったように思う。  

このことを原点に我が家庭の教育、道徳を考えると親の子育ての良否が見えてくる。

私が出した結論は以下の通りである、親としては良い親であったが、教育者としては落第点の親だった、その一番のシワ寄せは私に来た、進取の気質に富んだ私は人の助けを借りない男として世の中を歩んだ。

商売する時も貧乏な親に頼らず、学生時代から稼いだバイト代で賄った、頼りたくても頼れない貧乏人、自然と自立心が身についていったのである。

「兄弟は助け合わなくてはならない。」この母親の教え程子供を悩ませるものはない   !

助ける側は親の言葉を素直に聞いて手を差し伸べたが、助けを乞う側は努力をしないから恩返しができない、大事なことは助けてもらったら次は自分が努力して返す、その責任感・義務感があるか否かで双方の幸不幸が別れる。

皆さんも身内や友人知人を振り返って見て下さい、助けられた側が助ける側になった例を知っていますか、私の人生の失敗がここにありました、

親の教えに忠実であったことが、不幸な事に我が人生の躓きとなりました。

私の親は残念なことに「・・助け合うもの !」の後に「頑張って返せ   !」この当たり前の言葉を伝える事が出来ませんでした、助けられる側がどれ程成功しているでしょうか、確率は低いでしょう。

依存心は自立心をなくします、私の人を見る目はここにあるのです。

「身内には苦労させられたが、他人様にほんとうに助けられた !」これが現在の私の本音です。

性格は各人各様、私が一番嫌う人間の性格は義理人情の薄い人、という事は薄情な者、自分の家族にしか目が向かない人、自分勝手なサディスト、親兄弟、甥や姪にも関心を示さない人間、こんな身内がいれば苦労する。

ライオンの親は子ライオンを谷底につき落とすという   !

生存競争の厳しい草原の王者といえど成長する子供は僅かという   !本能なのでしょうが断腸の思いで行動する母性、頷ける面がありますね。

私の結論、

教えられる機会のなかった日本の田舎の女性たち、その不足を本能で補った母親としての愛情は、人の子の親になって初めて理解できる。

「あなたの教えのお陰で苦労しましたが、反面 何くそのど根性が生まれました、他の友が例えギブアップしても私は耐えられます、人生の茨の道は、難なくくぐり抜けてきました、反面教師でしたねお袋   !」

恩讐の彼方  !  私にとって貴女はたった一人の母親、かけがえのない先生、いつの日かこの世での勤めを終えたら、一番最初に貴女に会いに行きます、「ありがとう  !」の言葉を伝えに。

「おふくろ  !」              !?

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