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友情, 行政書士

男の我慢

土曜日と日曜日があっという間に通り過ぎた、冷気は頬を撫でるものの見事な青空が空を覆う。

貴重な休日にもかかわらず自分の時間はどこに行ったのだろう   ?

しかし確実に言えることは人の為に時間を割いた、人の悩みに寄り添うことができた  !

今は以前のように会う時間もないが、私が密かに期待してその身を案じる男がいる。

彼は派手な場を求めるでなく野に咲く花のレンゲソウ🌸に甘んじる控えめなタイプの男だった、

彼を利用するだけで、彼の労に報いようとしなかった上司に私は立ちはだかった事もあったが、彼は確実に地歩を固めて現在に至っている。

そんな彼と久し振りに語り合った、思いもよらぬ病で入院を余儀なくされたようだが元気な声を聞いて安心した。

個人保護のため多くは語れないが、一度訪ねようと思う、彼とはよく車で走ったものである、幼少期の苦労話から自力本願で闘い抜いた現在まで、胸の内を語ってくれた。

私の苦境に手を差し伸べてくれたのも彼だったのである。

要職にあって尚、初心を忘れない彼の矜持は見事の一言である! 一朝あるときは私の出番が来る、助けねばならない。

元気でいろよ  !   体を大事になあ  !

母と子の物語、生まれた生家に案内してくれた、人の住む借家は私の弧線を震わせた。

私はこんな浪花節に弱い、自慢する訳じゃないがSの影響力を勘違いするな、彼の力になるには充分事足りるはずである。

元気でいろよ  !

命を粗末にするなよ   !

日曜日の太陽が西の彼方に沈んで行く、朝日がもうすぐ登る !

我慢だぜ       !?

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