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行政書士

哀しみは他人事にあらず

哀しみは他人事にあらず

人間、日本人も含めて質が落ちた、見苦しいほど鬼畜に劣る仕業、幼気な子供を殺める鬼畜の親、大人たち、それは小動物の世界にまで及んでいる。

それは松山市道後地区の一角で借家住まいをしていた時に起きた、八幡浜から引っ越ししたばかりで地区のしきたりも何も分からない時に、異様な犬猫嫌いの家族と道路隔てて向き合ったことが悲劇の始まりだった。

仔細は省くが苦労の最中、貧乏どん底の人の非情ほど身につまされる事はない、逆に例え小さな善意ほどありがたいものはない、同じ地区で双方の人間に関わりあった。

私の動物へ向ける動物愛護への芽生えでもあった、生死を分けた癌の手術と愛犬スコッチとの哀しい別れが私の人生観を変えた。

善への慈しみがあるかと思えば悪に対する飽くなき闘争心、ひとりの人間が内包する複雑さを垣間見せることになる。

前置きが長くなってもいけませんので本題に入ります、

東温市を流れる一級河川重信川、近年愛媛県警機動隊の関連施設が出来た東側に愛媛県緑化センターが在る・・・

数日前の夜、偶然すれ違った車中に旧知のご婦人と娘さんがいた、広い道路の駐車スペースに車を止めて挨拶を交わした、

「Sさん、犬たち(捨て犬、野良犬) が緑化センターの前にいるけど脚を怪我した犬がいますね、可愛そうに !」

私も見かけたことがあるので話を進めた「通りがかりの人間ではないでしょう  !   緑化センターの職員ですかね   ?」

夜道、そこを通ると、停車していた普通車がこちらの速度に合わせて尾行する、ある程度で速度を上げると諦める、初めは警察の通常警らかと思っていたが、どうもセンターの職員ではないのかと疑問を抱き始めた  ?

まず、その想像の根拠は緑化センター垣根に張り出された貼り紙に彼等の人間性が表れている、動物への一欠片の情もない、公務員の事なかれと非情さが垣間見える、職員を統括する所長はどんな人間かいづれ訪ねてみたい。

確定はできぬにせよ、腹を空かせて仕方なく彷徨う犬たち、特に仔犬たちがその非情さの餌食になる、ある動物愛護に苦心する知人が動物に対する県別数値を語ってくれたが、全国で四国四県は最悪、その中でも愛媛はワースト  ??

と憤りを滲ませて話してくれた。

ずっと以前、中村知事が松山市長の時代に加戸知事の後継者として噂されていた事がある、その時、中村知事待望論として別ブログに紹介したことがある、

東山町に在る、愛媛県動物物愛護センターの殺処分方法について、東温市の担当職員と話したことがあるが、「苦しみながらの処分でなく、眠るように亡くなる方法はできぬものか  ?」

私の問いに答える市職員のその言葉に唖然とした、

「施設を変えるのに費用がかかるから   !」彼は悪びれもなく答えた、これが、一般的な愛媛県及び市町村の人間の性なのだろう   !

例え費用がかかっても保護されて殺処分に至る犬猫たちの数日間の怯え苦しみを考えたら意見上申できぬはずはない、それができないのは四国四県の彼らの幼稚性と保身に他ならない、知事に具申する勇気ある職員は出ないものか  !

私は仕事上、長年行政に関わってきて、愛媛県以外の他県の仕事も請け負って来た、ところが恥ずべきことに愛媛県の職員の質はワーストワンだと思わざるを得ない。

先般もある市役所の担当課長に失礼だが進言した、この役所の職員の礼儀作法は県内で一番ダメです、若い職員は頑張っているのだが中年職員がダメですね  !

私の申し出は、まずありえない苦言なのだろう、無念そうな課長の胸の内が見えるようだった、

だが仕方がない、県のその分野に詳しい担当者が市の職員に私への大事な伝言を指示したが職員は私に伝える事を怠ったのである、ありえない怠慢に県の担当者は怒りを通り越して不快感を吐き出した。

私以外行政に申し出る者はいまい、後のない年寄りだから苦言を呈するので有る。

哀しみは他人事にあらず、いづれ我が身に帰る   !?

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