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世界

沖縄空手と白兵戦

青空の広がる日曜日、夜来の寒気は厳しかった。

季節は冬、人間社会・世界も冬の時代の到来である。

聞こえて来るニュ-スは厳しいものばかり、その今、大阪万博決定の報が流れた、

日本再建の起爆剤になれば幸いである、人間の遊離が言われる昨今、尚更その感深い。

久しぶりに武道家と会話の時間を持った、志同じくする人との会話は、生きる栄養素、よどんだ胸に活が入る。

空手道も随分進化した、ある意味退化の部分も有るかも知れないが直線、緩急、間合い等変化は著しいものがある。

古くから伝わる技には様々なものがあるがスポ-ツ空手としての空手には、随分変化した技を見受ける。

突き、蹴り、受け、投げ、関節技、etc 驚くほどの進化である。目にも止まらない突きと蹴り、目の辺りにすると驚愕する !

まず、どこから来るか分からないから防ぎようがない ? と云うことは反撃する間がなく遅れる !

これでは勝負にならない、組手試合の場合ならそれで済むが、命を掛けての真剣勝負なら、あとは推して知るべきである。

世界情勢、北朝鮮の核疑惑が米朝対話機運で停滞している、その間、米中貿易摩擦から軍事危機にまで事は運んでいる。

南シナ海、中国軍事基地化による西欧との緊張、尖閣への中国公船進入問題、竹島への韓国不法支配、

韓国大法院による朝鮮人戦時労働者有罪判決を期に日韓の不協和音、国交断絶に至るか予断は許されない。

国境線への侵入、小競り合いから発生する危機的事態 !侵略者との攻防は、悲惨な殺し合いになる、憎しみ合った民族同志、とことん行くだろう !

それを防ぐ為にも、政治家、国民の冷静な判断が問われる。

人間の戦う為の基礎、格闘及び武道、その現実の前にはスポ-ツとしての武道はすっ飛ぶ ?

そこに見えて来るのが「沖縄空手」

早い遅いも大事だが、叩かれ強さ、効く威力、これが勝敗・生き死にを分ける。

白兵戦、対での格闘、殴られて殴られても効かない、だがこちらの攻撃で相手は絶命する。効く空手、殺しの空手 !

ここに沖縄空手の存在がある、私はこの頃このように沖縄空手に目が行く。

ある空手師範が演舞を見せてくれた、

拳が見えない、突きが何処から来たのか分からない ? 蹴りが上と下から襲ってくる、その上横から回ってくる ! 身体が縦横にサバキに入る ? どうして・・・何故 ? これぞ進化した空手か !

だから防御の仕様がない、気がついたら相手は倒れている。

それが戦場の白兵戦ならどうなるか ?

身の毛のよだつ攻防になる、やられた方は自分が殺されることをその瞬間に知るだけである。

ノンビリと過ごすだけが人生ではない、

「備え有れば憂いなし」

沖縄空手と白兵戦、未曾有の悪夢が来ないことを願う   !?

 

 

 

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