曖昧戦略
日本の江戸時代には武士同士「相討ち」というスゴ技があった、「拙者も切られるが貴公も切る。」ともに討ち死にする。
「仇討ち免許状」その字の通り「敵討ち」である、果たせるとは限らない、「返り討ちにあう可能性もある、命を賭けての手合い。
滅私奉公の武士社会、命の価値が現代よりも軽かった時代である、それにしても命を賭しての覚悟が壮絶である、今の時代には考えられない、その昔の日本を振り返って現在の世界情勢、強国同士の争いに想いを馳せる人がいる。
非核国の日本が核保有国を相手に考えた時、あの時代に通じる戦略があるのではないか ?
アメリカの戦略は曖昧戦略と言うべきだろうか、尖閣問題は、中国が侵略すれば関与すると明快に答えているが ?その他に於いては、あまり確約はしないようである。
やるともやらぬとも言わないでボカしている、そんなところで敵対国が勘違いする、台湾、南シナ海にこと荒立てる中国だが、アメリカの姿勢を誤って受け取っているフシがある。
私は以前からアメリカの曖昧戦略は逆効果しかないと指摘している、「来なけりゃ良いが ! 来たらやるぞ !」強気で明快に何故ハッキリ言わないのか ?
これは、核保有にも言える事である、同盟国には核の傘を提供するので造らせない、配備させない !ところが、ロシア、中国の友好国は、北朝鮮を見るように核保有に至って近隣諸国を恫喝する始末である。
アメリカのスタンスは同盟国に常に不安感を抱かせる、「本当に対応してくれるのだろうか ?、確証は !」 と !!
外野席の素人が、敵基地攻撃能力関連に触れるのは適切でないが、識者の話をそっと呟いて、アメリカに見習って曖昧にする ?
私も以前、何かの折に触れたことがあるが、核の無力化 !それは、近未来のレーザー兵器、及び神の杖などの新兵器の配備。
日本においては小惑星探査機はやぶさ、同はやぶさ2 等を打ち上げた宇宙ロケット、H-IIAロケット、この精密ロケットに日本救国の秘密がある。
敵基地攻撃能力とは、
相手国の特定施設へのピンポイント攻撃、「撃つなら撃つぞ !」核抑止力にならないかと識者は話してくれた。
あくまでも、構え、相手が撃たなければ、こちらは「撃たない」相手が撃った場合にその国のほかの施設を攻撃する、日本は甚大な被害が出るが相手国も自らの爆発で致命傷になる。
「相討ち」「共倒れ」
相手国に攻撃を踏み止まらせば良いのである。
これ以上はいらぬ刺激を与えてもいけないので米国流で「曖昧にする」
星空のファンタジー、あの江戸時代、日本の昔に、日本救国の秘策があった。
「武士道とは死ぬことと見つけたり」「相討ち」「仇討ち免許状」現代においても、空手のカリスマ「芦原会館初代館長」は、手裏剣という武器について語ってくれた。
名誉と身を守る護身としての武器、手裏剣 ! これなども究極の敵基地攻撃能力の範疇に入る !?