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人生

ハッピー

寒さの伴う雨が人間界の現状を憂うように降っている、幸せ不幸せ相反する運命(さだめ) に抗しきれず身を竦める。

今回もまた偉い人が庶民の困窮を無視して贅沢の席に着く、朝のニュースは、これ一色花ざかり、またもですか   ?外国に侮られるはずである、総理支持率さえつい忘れがち。

贅沢に慣れた人がいる反面その贅沢を経験しない人がいる。

こうして世の中は幸せ不幸せが交差する、私達はどちら ?国境線波高し、日々奮闘する愛国の人々、海上保安官、自衛隊員、私の知人の子息もその最前線で国の為、家族の為、育った故郷のため、波飛沫を浴びて敵の圧力に耐えている。

弱き者を見捨てるな、愛する国家を見放すな、最悪の時に君は命を投げ出せるか、飽食の今は一瞬、祖国の栄耀栄華は永久に帰らじ。

私の育った島国四国は温暖な母のふところ、四季折々の緑の花園、静かに凪ぐ海原は竹馬の友と戯れた寺子屋学級、その時の雨が絵も言えぬ旋律を奏でてくれた、童謡唱歌を伴奏に。

雨で佇む公園は、愛憐れむ同志が数名、憩いを取っていた、幸せですか、隣は何をする人ぞ、思索の時は、時間の概念が自然に消えて行く。

時間を持て余す人、尚時間の足らぬ人、人の世は面白い、昨日誤解の解けぬまま2年の時を過ごした人がいる、無性にあの毒舌が聞きたくなった、

奥さんの声は天使のハーモニー、本人は外出していた、暫くして携帯へ元気な声が飛び込んで来た、不届き者達が私達を誹謗中傷、という魔力で遠ざけ不信にさせていたのである。

責任者にいるもの達が激しい罵声を浴びせ2人の仲を裂いていた、2年の回り道、私からかけなかったらこれからもずっと誤解が解けぬままに過ごしていただろう。

先日訪ねた御仁も梅雨を待たず開襟を開いてくれた「舐めとるのか!」ギョロリひと睨みされた地元の名士である、予言の通り、私の配慮の前に渋顔が笑顔に代わるには少しばかりの時間で良かった。

知り合いの書士が居るから、お前さんのことを聞いておくと言っていたので後日談を所望した「変わったひとですね!」との事だった、私をよく知らない人はそう言うだろう。

もし嫌いな人は悪口を全開する、反対の人は、笑うはずである、嫌いな人同士なら、接点を持たず離れるはずであるが、私だけだろう敢えて近づくのは、だから変わっているとの言葉が出る。

怒りをウエルカムに変える魔力は私の得意技、好き嫌いの垣根はそんなに高くはない、必要とあらば・・・「ごめんください  !」

知らぬ間に雨が止んでいた、木々の梢から元気もの達の合唱が聞こえて来た、生きているんだね !  頑張っているんだね  !地球は人間だけのものじゃない、共生が当たり前、驕るな人間。

愚痴をこぼすより掛け合い漫才大爆笑、所詮この一生、幸せ独占は身体に悪い、たまには譲ってはやぶさ2のように壮大な宇宙を巡って帰るのよ、チマチマグチャグチャ、男を下げるぜ   !

仲良く行こうぜ、男の愚痴は犬も食わぬし、女にも持てねえ   !顔をひきつらせるな  !  今度会ったら声をかけるから、メシでも食うか  !   お前と俺の仲だもの、ハッピーで行こうぜ               !?

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