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運命

あなたへの返信 雨が 滴が泣く

あなたへの返信 雨が   滴が泣く

垂れ下がった雨雲が人の心を悲しむように冷たい滴を落とす、あの暑い日が懐かしくまた恋しくなるのは何故でしょうね  !

人の悲しみに知らんぷり、その幸せに嫉妬する人間とは   ?政治の世界だけでは有りません市井の中にこそ薄情が見える。

友の行く末を訪ねる人はいない、自分のことで精一杯、都会に埋もれ消えた彼を想う人はもういないのです、日本人はいつから人情を失ったのでしょうか、多様性の日々に声を掛ける人は、もういない。

あなたからの便り、その心情に憐みを感じるのは私だけでしょうか、強く生きてください、その言葉さえかけられない世間の無関心、あなたの胸の中に空っ風が吹いている、支える人さえいない侘しさ。

人の悲しみに想いを向けないあなたでした、非情な言葉を何度咎め諌めたかったことか ?  人は片道だけの道中にあらず再びの帰り道を辿らなければならないのです。

その帰り道があなたには有りますか、私がよく無情な人に呟く言葉が有ります「必ず我が身に帰る」「悲しみに打ち萎れた人をこれ以上責めるな、叩くな、我が身に帰るぞ !」

女の情念をえぐるように罵倒したのは誰  ?  冷え切った心に冷や水を浴びせたのは誰だったのですか   ?

どん底に落ちた人がいて手を差し伸べる人がいる、反面、傷に塩を塗る薄情者がいる、国と国の違いなら、それも運命、だが同じ日本人なのに私はいつも疑問に感じていました。

「ほどほどにせよ !  弱い者をそれ以上責めるな  ?」私の警告を聞かなかったのは誰ですか、風の便りに体の変調が伝えられて来ました、それも危険の領域、お天道様のさじ加減、あなたの生き方が右左を決める、これも運命。

卑劣な事を悪い事だと思わない人たちがいる、こんな人たちは反省という学習も持ち合わせていない、私とは生きる道が正反対の人、だからどんなに困っても私は手を差し伸べることはしない、お天道様の答えなのだから。

人にどう対峙したか、人に手を差し伸べた事が有りますか、一度でも良い人で有りましたか、運命は緩やかに弧を描いて宿命駅に滑り込むのです。

手前味噌ですが、私は肝心な時に、誹謗中傷の嵐に巻き込まれました、それを諌める者は、相手側には誰一人としていませんでした、溺れた犬を棒で叩き続けたのです。

少し前に言ったことですが本当のことなら悪口を言われても仕方がない、嘘にまみれた悪口なら、後日、吐いた本人にいずれ戻って行く、精神の異常を来して、こうして人間の生き様は決着の時を迎える。

思いもよらぬ時に私の出番が来る、それは神聖な衣装をまとって仲を持つ   !

近日、面白い現象を目にした、私は多忙の中で見過ごしていたが友が知らせてくれた、奇跡  !  この不思議を体現して、運命の綾を感じている今日この頃である。

音も控えめに天から落ちていた滴が、ガラス窓を叩いて鳴いている、自然が人間の浅ましさを嘆くように、乱れたリズムで我が心を揺らす。

  雨が窓を叩いて 泣いている   !?

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