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人生, 思い出

男の責任

男の責任

難解な仕事が次第にえらくなってきた、体力よりも気力が追っつかなくなってきたのである、無理もない同年代はほとんどリタイアしている、彼らの気力が萎えて行くのが見えるようになった。

若い若いと思っていたが、知らぬ間にその若さから老境に入って来たのを実感として分かるようになった、それも友との会話から知らされるのである。

必ず人間はコロナを!克服するから頑張っていてくれよ、そして同級会をするぞ !  くじけずに待っていてくれよ  !友を励ましているのだがそれは自分自身への激励でもある。

「Sさん、帰ったら必ず寄ってよ  !」故郷の後輩の言葉、1年の間に2人の同級生が亡くなったと寂しそうに呟いた、それ言われると2つ年上の私の友はもっと亡くなったよ !

だから時間の概念が若い人と違う、1日が、1ヶ月が、1年の経つのが早い、あっという間に年末そして正月が終わりに差し掛かった。

時間よ止まれ !時間よ戻れ !それが無理なら時間よ緩やかに、この近日、堅い役所の知人とある場所で差し向かい、美味しいコーヒーを所望した、2時間半の長丁場、楽しい語らいでした。

大切な忘れもの、想い出は永遠に、その深層心理の忘れものが突然浮上して来た、知人からの贈り物、こんな事があるんだね!2人してその奇跡に感嘆した、不思議な縁だった。

届かなかった願いと、未だ為されていない男の責任、時は緩やかに回転して戻ってくる、あとどれぐらい時間が残っている  ?まだ大丈夫か  ! 死ぬまでに必ず果たすよ!その責務、男の誓い。

Sは、とうとうやり遂げた  !  よくぞ !  やった  ! あの世へ旅だった後、人は評価してくれるだろう、私にはどんな悩みよりも深刻な難題を抱えていた、これに比すべき悩みはない。

先般、同席した知人はそれらに対応するには最適な人間、法律に秀でた人間なのだ、私の仔細を承知している、彼の驚きは真実の歴史を知った故である、心配しないで悪い話では有りませんから。

「・・・として恥ずかしい生き方は出来ないと我が身を律して来ました。」

知人にしたためた私のメールの一節です。

男の責任、分かってます   !?

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