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人生

仰げば尊し 引き際

引き際

政治家はじめ企業経営者、さらに各組織の指導者の引き際、難しいですね、まず円満に成功裡にバトンタッチできたでしょうか、殆どお家騒動に発展したのではないでしょうか。

権力の魅力、それに伴うお金の魔力、生まれつき貧乏人の私などはさしずめ頂上を目指すことなど考えられない。

末端の水飲み百姓、小さな個人経営者で満足の身、これが又身軽でいい !唯漠然と初めから投げ出している訳ではない !事あらばと狙わんでもない唯それが淡白だと言うだけである。  

幸せはお先にどうぞ !  私は後回しで結構です、残り物の福 !これを一生かけて睨んではいる、強欲男でもある、惚けて表に出さないだけ  ?

「今に見ておけよ !」まあ! 殆ど嘘ですがね   !

私には不思議なジンクスがある、目標&目的が人より早く来た試しがない、殆ど忘れた頃にやって来る、女性問題しかり ?

二十歳まではモテた試しがない、真正面からよう見れず、後ろ姿を見送るだけ、だから姿形を覚えられない、偶然見る機会があると想像とかけ離れた面相に驚いたことがある   ??

そんな訳で私の青春は、モテ男の友を恨めしく思っていた、「Sさん! そんなに恥ずかしがらないで ?」友に惚れている乙女の言葉、唯それさえも私は恥ずかしくて顔をあげれなかった。

男同士の格闘技、これにハマってからは、天と地がひっくり返った!モテるようになったのである、男同士の争いに自信がつくと、全てがうまく回転し始めた、女性が笑顔で寄って来始めたのである。

まず、物言いが単刀直入、愛の告白も臆せず唇からハミング  !愛情表現も男らしくストレート !女が身をよじって笑い転げた  ! 

「S さんてもう  !」多分肚の中では「この大バカ者  !」だろうに ?

あれやこれやで遅まきながら結構な春を迎えたものでした、世の中の女性に感謝です !

そして水商売に入ると夜の蝶、人情溢れるママさんや鉄火肌の男勝りの女将さん達の薫陶を受けることになる、私は武道家の先生たちのみならず男勝りのお姉さんたちに育てていただいた。

だから  文部省唱歌   ♪  仰げば尊し は、学校の先生だけでなく、いろんな分野の恩人たちへの感謝の歌になったのである。

この歌は、付き合いの広さに反映して、ものすごい人達が瞼の向こうに浮かんで来る、

♪  仰げば尊し   我が師の恩   教えの庭にも   はや幾年   ♭

蛍の光   より   仰げば尊し   の方が泣かされる、私のアキレス腱である。

「ひとりお一人にお礼を言いたい   !   ありがとうございました  !」

涙でかすむ我が師の恩、会いたい!  お逢いしたい   !

今年の夏、我が故郷、湊町に、花火は上がるだろうか   !?

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