物言えぬ民にしたのは誰か、
以前見た米軍基地のフェンスに自称地元住民が金網に物をくくり付けている場面、
その内側で基地の関係者が必死に取り除いている、傍にいる警察官は只見ている
だけで、住民の違法行為を止めさせない、私は物凄い違和感を覚えた。

以前、原発反対運動真最中のある地方で、反対住民が電柱にビラを張ろうとして
取り押さえられた、その後裁判になったと思うが、この警察の対応の違いを思い
浮かべたのである。

何故日本政府は基地反対闘争の狼藉に及び腰なのか、何故目の前の正に今行われて
いる無法を取り押さえないのか、沖縄県警の及び腰はどこから来るのか、私の解けない
疑問が此処にある。

反対闘争を擁護する弁護士軍団の存在、大きな圧力への恐れ、住民の気持ちは分かるが
じゃあ正義は常に泣き寝入りせよと言うのか、外国の介在、それがあるなら尚更政府は
毅然とした姿勢を示すべきではないのか、私の沖縄住民への思いが此処にある。

ここまで嫌がらせをされるなら、こんなに嫌われるなら、じゃあ沖縄よさらば、米軍関係者
の撤退への意識が芽生えるのは当然の成り行きである、その後、本当に困るのは誰か、
米軍に代わって進出してくるのは誰か、米軍よ、リタ－ンと叫んでも二度と帰る事はない。

「平和の有り難味は、その中にいる時は判らない、平和が手元から離れて、その平和の有り
難味を思い知らされる」　帰らぬ後悔は塗炭の苦しみの中で乞い焦がれることになる。

私が希求するのは、政治のイロハではない、日本の安全と沖縄県民の未来永劫の平和なので
ある、アメリカ、中国への思い入れではない、只、日本国家の安泰と日本人の幸せである。

今沖縄では　敬愛する沖縄空手
今回の私の問いかけは、私が尊敬する空手道を探求する方々のご意見が知りたかったので
ある。