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雑談

寿命の捉え方  罪滅ぼし

真夏日を思わせる太陽が真上に昇り下界で繰り広げられる
人間の浅はかさを恨めしそうに見下ろしている。

そういやあ! 今日はやけに暑い! どうしたことか ?
この歳になって思うに、組織の一員になって早 30年以上が
経過した、人間の命、寿命について考えてみる。

この世の務めを終える時期は、大雑把に分けて三通りある、
( あくまでも私の勝手な解釈ですのでご容赦願います )

まず、
1. 余りに苦労するのでこの世で生活させるのは可哀想過ぎる、
一旦、こちらに帰っておいで。
2. 自分の身ならず、他人に悪影響を与え過ぎる、許容範囲を
越え過ぎた戻って来い。
3. 平穏な人生を送り家族、社会にも尽くしてくれましたね
もう良いからご苦労様でした。

1~2 は、 若死にと言うやつ、
3については、人生を全うして旅立つ人。

私の周囲、袖触れ合うも他生の縁、通り過ぎた人々、感慨深い。
だから、だいたい人の行く末が分かるようになった ?

私は、どうなのか ? 興味深そうに顔を覗き込む人がいるので
解説して差し上げましょう。

私の寿命は本人の予想よりも随分長生きさせてもらいました、
唯、人を泣かせた前半の分の償いがまだ終わっていないので、
やり遂げるまでもっともっと苦労せよ !

そんなところで苦難の道、険しいイバラ道を与えられている。

だからか、私の人生は成功よりも失敗の方が多い、
どこまで続くかぬかるみぞ ?
そう思うことでやけになることはない、寛容に受け入れている。

「罪滅ぼし」
しかしどうしても納得、満足できないのは家族への懺悔だろう、
与えられた煩悩と後悔、これは、死ぬまで続くことになる。

先般、ある密教の高貴な住職夫人とお茶の席を持った、
私の胸の内を吐露、ご夫人の含蓄ある示唆は、大切に胸に納める、
もちろん住職は私を信頼されて、想いを夫人に託されたのである。

天空に在られるお天道様が、
若くして旅立った同僚先生の想いを教えてくださった、それは、
拙い私の胸に秘めて、彼との再開の日まで大切にしまっておく。

あなたの言葉は、いつかあなたに帰る、良い悪いは、神の思し召し、

だから私は嘘をつかない人生を選んだ。 笑顔で天国へ向かう為に。

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