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雑談

男と女  今昔ものがたり

戦後女性の地位が向上すると同時に男女同権云々との風潮が社会を
覆うようになった、現代の女性の社会進出を見ると良かったと見る
べきであろうが、

私などから見ると双方に不幸な面も生じたのではないかと思っている、
時々テレビに顔を出す高学歴女性の言動とその表情を見ると、嫌悪感と
落胆が交互に首をもたげる。

「何様かい! 何を勘違いしてござるこの女史どもは ?」

多くの女性は、融通の利かない会社人間の旦那に愛想を尽かしながら
子供のために我慢している、しかし、定年離婚が増えてきたようにやはり
現代女性は辛抱が足りなくなったと言われても仕方がない側面もある。

ずっと、昭和が輝いて、男性優位の風潮が残っていた田舎町、追憶の彼方
から、ある1コマを紐解いて見よう。

「バ~ン!」それまで 黙っていた先輩がチャブ台を挟んだ女房の左の
頬を平手で張った、即座に口答えが返った、又無言で 「バ~ン!」
さすが女房殿の口が閉まった、目から涙が溢れ出た。

私と後輩は、先輩から夕飯を招待されて意気揚々と訪ねたばかりだった、
どうやら、先輩の浮気がばれたようで、我々がいるのを忘れて奥さんが
愚痴と共に口答えした次第である。

「人がせっかく来ているんだ、黙っとけ!」 先輩がベランメイ調で口を
尖らせた、私は先輩の性格を知っているので黙っていたが、初めて目にする
後輩は奥さんを気遣って止めに入った、( バカが黙っておけば良いのに?)

その後に出た先輩の言葉は迫力があって恐かった・・・!
「余計なことをするな! 女房の代わりにお前を叩くことになるぞ !」
その迫力に後輩の体は一瞬震えた、私は目で合図した ( 余計なことするな)

後輩には後から笑い話で慰めたが、さすが腕自慢の後輩でも喧嘩のプロには
叶うはずもない、私の説明で納得した、
「男と女、ぼくには分かりません ? 苦手だな女は ?」

昔は、こんな男は私の周りにはたくさん居た、果たして今はどうだろうか ?
昭和の残影、残香に僅かに残すだけではないか ?

「女は黙っとけ!」 一度でいいから言ってみたい!女房の尻に敷かれた男の
ひとりごと、

昭和が遠くなりました平成の御世も後僅かになったようです、男と女の物語
さて次の世はどうなる事やら !?

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