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友情

ミニ同級会  京都

空はどんよりと曇り、これは雨になるなと予想した
土手沿いの道、

我が家の娘は優しい奥様の元へトリーミングに出掛ける
少し前、散歩を済ませることにした。

馴染みの散歩友達が向こうから来る、
「雨はどうですか ?」 私の問いかけに笑顔を見せる、
「来そうですね !」  恒例のご挨拶が嬉しい。

午前の予定を済ませると、午後は友人3人のミニ同級会、
丘の上の和風喫茶へハンドルを回す、Pは比較的空いて
いた。

9月の京都での同級会に何で行くか、汽車か、飛行機か ?
昨夜、地元の元麗しき女性からのリクエストを伝える。

ミニ同級会の始まりである・・・

店内は午後の一息ついた時間帯で比較的空いていた、
久しぶりのお茶会と話題が秋の同級会とあって華やいだ!

故郷の同級生は、今年になって亡くなった友がいることも
あって気分が入らないようである、仕方ないことだが ?

やはりこの歳になると置かれた環境の違いが鮮明に現れる、
家族の健康、経済基盤の如何で動静が分かれる、
故郷の人情に囲まれた者と都会で苦労した者では差が生じる。

私が都会生活者へ、リスペクトするのはこんな事に原因する、
生活全般にその苦労の度合いが違う、
私の後輩への気遣いはそんなところに思いが向くからである。

我ら地方の中学修学旅行の行き先は、京阪神が多く占めていた、
映画全盛の京都は映画撮影所への見学が恒例になっていたが、
私たちの時代は何故か中止になって悔し涙にくれたものである。

京阪神で人生の殆どを過ごした田舎の純真達の心配りの膳立て
が、こうして心のこもった同級会を組んでくれたのである、
代表幹事の仲良しSちゃんと今宵もテレホンラブソングと洒落れ込んだ !

晩酌はビールと赤ワイン2杯、彼の言葉に「奥さんが偉いんだ!」と答える私に「女房も酒が好きなんだよ !」四国は高松の産だという、男の値打ち、男の行く末は女房の善し悪しで決まる。

同級会、楽しみに行くよ !  お前と俺は差し向かい !
小学一年坊主の幼なじみ、喜寿を迎えて祝い酒、床の間に花数輪咲き匂う。

友へのはなむけ  ♪  なみだ坂   盛り上がるだろうなあ〜  !?

 

 

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