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人生

去りゆく身の タクト・蛍の光

去りゆく身の  タクト・蛍の光

ワンマンを戴くと意見も言えず、猜疑心の塊を上に持つと心穏やかならず、小心者の下にあると責任追及が怖い。

懇親会になると必ず私のそばを離れない長老がいる、そう大目付役、大した事も無い私にそこまでしなくとも良いものを。

度量の分配加減でそこまで気を使う、ただ気配り耳配りだけでなく、いろんな思いがあったことは一年後に知る。

人間とは耳年増もいれば判官贔屓もいる、そこをじっと耳を澄ませると、真実が見えてくる。

忠臣蔵の大石内蔵助良雄の真実を見抜いた吉良の家臣はどれほどいただろう、結局昼行灯に目眩しを浴びたことになる。

艱難辛苦日本人はこの苦行達成に拍手喝采を送った。

正当、正論だよ   !私と盟友の意見がここである、小細工はいつかは見破られる。

政界の只今起こっているIR問題と法務大臣関連の公職選挙法への捜査の行くえは、捜査の深謀遠慮に私達は期待している、

野党疑惑議員の未捜査に歯ぎしりしている国民は多い、与党議員への捜査はいつでも野党議員に向かう端緒にもなり得る。

東京地検の捜査に予断は控えたいが、与党議員が関与を疑われるなら野党だって例外では無い、これが正義というものである、片手落ちは勘弁してよ。

打たれっぱなしの安倍政権、正義の味方はいないかと辺りを見回していたが、どうにか総理の胸のつかえが降りそうである。

粛々と捜査の行方を見守りたい、ところで皮肉なことに ?海の向こうでは検察が苦境に立たされている、青瓦台の強引な捜査への関与、やることの桁が大きい。

検事総長始め現場の執念が実ることを願い大願成就を祈る。

私の周辺にも正統派共に組織正常化を願う人達が育っている、彼らの台頭は、組織にとって素晴らしい夜明けを迎えるだろう。

「この回は、ドロドロです、安心して会話が出来ません   ?」彼始め要職にいた数名が私に信頼関係の欠落を嘆いたことがある、共に酒を酌み交わした男たち、様々な胸の内を話してくれた。

思わぬところで耳を澄ませる人たちがいる、今は黙って注視しているが、このまま静かな四季の移ろいであれば有りがたい。

年季奉公を終える身には、平穏な蛍の光を聴きたいものである    !?

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