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思い出

わすれもの

かなしい 忘れもの

昭和が希望に燃えて輝いていた時代、一途な恋は燃えて、そして儚く消えた。

男の独白を責めることは出来ないが ? 幼く純真な恋は、予期せず無残に散った。

忘れもの、帰らぬ後悔、

何かが胸に突き刺さる、何かを忘れている、それを実感するのは幾年過ぎてからである。

時すでに遅かった   !

目の前の目的に向かってガムシャラに進んだ、現実を自覚するには若過ぎた。

人知れず思慕の念を抱く人 (女性 ) がいた、人知れずその人は涙を流していた、それも身近な足元に。

帰らぬ後悔は男の胸を叩いた、

「お前と言う奴は   !  お前は男のクズだ !」

自問自答に答えはなかった、あり得なかった。

希望に燃えた筈の昭和が味気なく過ぎて、平成の世を迎えた男に激動の日々が待っていた、砂を噛むような虚無感を伴って。

令和では遅過ぎた、令和には居場所がなかった、苦い思い出だけが男の心を責めた、時代の移ろいに、男の涙も枯れ果てた、悲しい男の忘れもの。

友が言う  !

「お前って奴は   !   女心が分からない   !」

「お前の為に恋い焦がれた女が居たんだぞ   !」

八幡様の鳥居が、黙って聞いていた、その境内の梢が・・・「嘘でもいい優しい言葉を掛けておやりよ   !」

青春の思い出は苦い地酒の味がする、帰らぬ過去が泣いている・・・

懺悔  !  その悔い   !

それは、男の忘れもの              !?

わすれもの” に2件のコメントがあります

  1. 杉の子さん、ご無沙汰しています

    先日は貴重なコメントを頂いたにも関わらず、気づきませんで大変申し訳ありませんでした。

    今日、私の拙いブログにも書いておりますので、よろしかったらお立ち寄り下さい。

    いつも精力的に熱い思いを書かれていて、羨ましく思っています。

    1. サマンサさん、
      ザ・ビートルズ、♪ レット・イット・ビー を聴いていました。
      若い頃は演歌だけの不作法男でしたが、交友の広がりで音楽の
      趣向が広がりました。

      若者たちのロックにも耳を傾けています、日本は素晴らしい、
      それなのに恩恵を受けながら日本を逆恨みする彼らは何を
      言いたいのか、それなのに日本のために何か一つでもしたか ?

      マスコミの堕落と日本嫌いの日本人、侵略されないと分からない無知、
      日本もトランプさんを見習って強権策で行く時期かもしれません。

      元気な姿を見て安心しました、今後とも頑張りましょう。

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