広告
人生

涙は雪と共に 心に太陽を

夕方5時まわった頃スマホが鳴った、ちょうどコンビニに差し掛かった時だったのでその駐車場に入って止めた、港町の高校の同級生、愛媛県の某局のパーソリティMちゃんの伯父さんからだった。

暮れにお姉さんが亡くなったので年賀状を出せなかった、悪かったね !  との事だった、コロナのこと同級生の近況など語り合った、コロナが収束したら同級会をやろうぜ !

元気にまっていてくれよ   !そのように励まして電話を終えた。

この歳になっての同級生は家族同然、欲得なしの関係になってしまっている、農業高校だったので約半数は地元でミカンを栽培している、それも各地の大規模農家、資産家が多い、生活にゆとりのある連中ばかりである。

ひとつだけ彼らのために語ると、学校を出て地元に残ってのミカン専業農家、外の世界を知らぬ者が多いと来ている、だから困難な問題にぶち当たると戸惑っているのが見える、私の職業の関係で頼られ相談されることが多くなった。

ほとんどボランティアで彼らの悩みを聞いている、高校時代を考えるとうんでんの差と言うことになる、だからどうしても頼られる、私はそれが全く気にならなくて彼らの召使いに甘んじている。

そうしている同級生なのに、なぜか彼らが愛しくて助けてやらなくてはと思うから不思議である、これが!同級生の良いところ、縁なのでしょうね。

「Sよ ! 実はこうこうなんだがどうしたものかの~ ?」この友情がなんとも言えない  !

( 任せておけ ! ) 私は素晴らしい人生を貰ったものだと自画自賛している、最高な人生 !  「お前はものすごい人の付き合いが出来ているから  !」 年末の喪中ハガキの枚数を言ったら彼から帰って来た言葉だった。

極端に聞こえるが、市井の人々の悩み事は殆どのことなら解決できる、それぞれの専門分野に親しいプロフェッショナル達が居るからである、電話で助け舟を求めると無償で回答を寄越してくれる、だから縁談始めSは、便利屋なのである。

「あいよ !  それで  ?  どうなのよ   !」意義のある人生を貰ったものである、最高  !今日も土地売買の相談を持ちかけられ買い手さんと喫茶店で打ち合わせ、ところが相手さんの系列会社の先輩に夫婦共私の後輩の息子のいることが判明した、

その上、彼の先輩の父親の従兄弟が私の大の親友と判明、何とも言いようがない、人の縁とは素晴らしい、話はトントンと進みました、その上、そこの輪に空手の凄腕がいたのである。

世の中は捨てたものではありませんね、先般、ある契約が破談になったところなのに、何よこのタイミング、美味しいコーヒーを飲んでレジーをすませたらマスターが最高の顔を見せてくれました、

このマスターも自称私の息子、だから松山方面で私の息子がワンサといます、もうタネが切れたと言うのに、何と豪勢なことか   ?

お天道様の渋い顔が見えそうです、ごめんなさいね、人との縁は大切に、幸せが寄って来ます、又明日も頑張ります   !

寒空の窓の外で「コトリ !」幸せの御使いさんが合図をしています、元気よく「ハイ!」

心を明るく、笑顔満開、涙は白い雪が消し去ってくれます、心に太陽を             !?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

広告