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行政書士

同じ人間だもの 街の行政書士

「Sさん、若いですね、秘訣は ?」 とよく聞かれる、
自分でも容姿は年寄りだが気分は二十代だと自負している。

何故か ?
いつも役所の窓口で若い職員達と会話をしているからである、
だから、彼等の若いエキスを貰っている、
他の同業者と違うところは、仕事以外の雑談をどしどしする
からでもある。

ほとんどの代書屋さんは、仕事以外の話しはしないようである、
数カ所の職員が言うのだから間違いあるまい。

私の特技は、すぐ親しくなってプライバシーの話題も飛び交う、
思わぬ展開がある、
「ナニ! ・・それじゃ故郷が一緒だよ、誰々さん知っている?
家の何軒隣だよ。」

「ああ! そうなんですか ?」 と仕事の打ち合わせがスムースに
運ぶことになる、 話しはして見るものである。

ある時、人事異動があって配置換えが終わった後だったと思うが ?
ある課の課長からある局の局長に昇進した職員がいた、
早速お祝いの挨拶に伺った、彼は豪華な応接セットのソファに座って
待っていた、

「Sさんに美味しいコーヒーを差し上げて・・・」
隣室の女性職員に声を掛けると、数分後入れたての湯気の立つコーヒー
が運ばれて来た。
「Sさん以外によもやま話をする人はいなかったですよ・・・」

ほとんどの代書屋さんは、仕事の相談が終わると退散するそうです、
勇気を出して声をかければ新しい世界が拓けるのになと思う。

「Sさん、見て見ますか ?」 今現在支所長に栄転した職員が係長
待遇の頃、伺った私に一冊の写真週刊誌を差し出した、
アイドルの水着姿のページが開かれていた

「Sさんだから、見せれるのですよ ?」 これって喜んでいいの ?

かように私と役所職員の距離は近い、
彼等も人の子、人の親です、人間同士の真心で接すると心を開いて
くれます。

「同じ人間だもの !」

私の身をいつも案じてくれる中学校校長を退職した後輩の言葉である。

同じ人間だもの 話せば分かりますよ・・・そうだよね。

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