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雑談

パラノイア  &  サイコバス

パラノイアとサイコバス
一般の人たちにとって、パラノイアとサイコバスとは聞き慣れない言葉に違いない、
私も映画テレビの世界では面白おかしく、そして底知れぬ恐怖に増幅されるドラマ
として見ることは有ったが、長い人生経験の中であの人がそうだったのかと感じた
人が居たように思われる。

関西のとある喫茶店、
心通わすマスタ-と談笑していた時の事だった、いかつい身体の40才前後の男が
1人で入って来て2人掛けのテ-ブルに腰をおろした。

空手に興味があるらしく、マスタ-が親切に(お節介だったか?) 私を彼に紹介した、
彼の目が輝いて私と同席になった、当時飛ぶ鳥の勢い、空手バカ一代 芦原英幸氏の
話になった。

芦原さんと懇意な関係だという、話は弾んだ、自称、空手には自信がある、話の内容
では結構芦原氏の内情も理解しているようで、陽気に話を終えて、彼が先に席を立って
店を後にした。

自称、空手には自信があると自分を語るがもっぱら私と芦原氏の話 (経験談) を聞きた
がった。

彼が去った後、マスタ-がそっと耳打ちした、
「良い男だが、少し誇大妄想のきらいがあってね」そして声を潜ませて「パラノイア」
と付け足した。

パラノイア
内因性の精神病の一型、偏執的になり妄想がみられるが、その論理は一貫しており、
行動・思考などの秩序が保たれているもの、妄想の続きを見る。

特徴
被害妄想、
  他人への根強い猜疑心
誇大妄想
  絶対者という存在へと発展する
激しい攻撃性
  弱者に対して攻撃的である
自己中心的性格
  自分が世界の中心
異常な支配欲
  独裁者的な妄想を持つ
悪魔主義
  悪魔的なものに美しさを見る

ウィキペディア参照

「苦い思い出」
貴方は昨日まで仲良くしていたのに急に不機嫌になって仲たがいする人はいないだろうか、
あなたの為なら、例え火の中 水の中 飛び込みます、そう言って親しく付き合っていた、
ところが、ある些細な事をきっかけに、その言葉・行動が彼から消え失せてしまった。

それから執拗な貶めと攻撃が始まった、凡人の我々の頭脳では相手の思惑は計れる筈も
ない、突然の嵐に巻き込まれたと言う事である、筆舌に尽くし難い攻撃だった。

若い頃のように、男同士の殴り合いで決着すればそれが一番良いが、腕力はそれ程もない、
だから非力を、頭の良い秀才の悪智恵で補ってくる、だから始末が悪い、結構難儀だった。

1年有余の期間を経て、それは収束する、完勝であれば相手側に怨念が残るが程良い事に
満足のいく決着を見た。

後を振り返って見て、あれなどさしずめ「サイコパス」ではなかったのか  !?
状況を常に報告、相談していた法律の専門家は口を揃えて次のように語った、

「Sさん、身近に居るんだね、サイコバス ?」 秋風が身に沁みる季節がそこに来ていた。

サイコパシー ( 精神病質 )
反社会的人格の 一種を意味する心理学用語であり、主に異常心理学や生物学的
精神医学などの分野で 使われている、その精神病質者をサイコパスと呼ぶ。

特徴
良心が異常に欠如している
他者に冷淡で共感しない
慢性的に平然と嘘をつく
行動に対する責任が全く取れない
罪悪感が皆無
自尊心が過大で自己中心的
口が達者で表面は魅力的

ウィキペディア参照

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