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世界

ジャングル ミニアマゾン

久しぶりに重信河川の北側対岸を散歩した、増水の治まった河川中ほどの水流は清らかな流れに戻っていた。

犬と対話しながらの散歩道はジョギングロードでもある、若い夫婦との挨拶が清々しい。

左下に目を移すと青々とした草原が広がっている、私が密かに名付けている「ミニアマゾン」本物のブラジルのアマゾンは今現在火災で消滅の危機に瀕している、私が心痛める異変である。

現地人、その他数多くの動植物が絶滅の瀬戸際に立たされている、1日も早い鎮火を願いたい。

水嵩の低い普段の河川敷は、2~3mの樹高の樹木が所々に生えているが、土手の上から見るとまるで動画で見る本物のアマゾン熱帯林を思わせる。

このように現実をお伽の世界に転換するのが私の得意とするところ、楽しいパノラマが広がる  !

その草原の下、樹木の根元に必死にうごめく小動物がいる、私はそれを本物のアマゾンに巣食う動植物に例えて想像する。

彼らにとって広大な湿地帯は、大きな本流とは別に支流が下流に向かって枝分かれする、生き物たちの生存競争、彼らにとって4次元の世界にいる私を見ることは出来ない。

日々、本物と変わらない生存競争が繰り広げられているミニアマゾンの世界、本物と同じ縮図が在る !

散歩の傍歩を止めてしばし見とれる、一度ジャングルに入ってみたい。

アマゾンは激しい雨季が絶え間なく襲う、この重信のジャングルに巣食う動植物の生活に触れてみたい、彼らの一生は、どんなものであろうか   ?

彼らに接することで更に地球が愛しくなるに違いない !

「青き母なる大地よ!  人間の横暴は無くなるだろうか ?」

季節は初秋の候を過ぎると駆け足で晩秋、初冬に向かう、

人間よ!   驕るな       !?

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