コスモスさん、
私の青春と人生への旅立ちに忘れてはならない
人たちがいます、その中でも夜の町で働く女性の
方々を忘れる事が出来ません。
まだ、世間を知らない若僧に人情という作法を
粘り強く教えてくれたお姉さん達が居ました。
政財界に名をなさしめた顧客を一手に抱えた凄腕の
ママさん、ひとり居酒屋の年輩のママ、
その下でママを支え横着な客の誘惑や横暴にも耐え
店の一員として頑張ったお姉さん達。
私が誇りにするかけがえの無い師匠たちでした。
そうですか ? コスモスさん、
私と同じ釜の飯を食べた戦友でしたか !
夜の世界のお勤めご苦労様でした、いつか膝を交えて
思い出話を致しましょう。
私の好きな小林旭には、夜の街で健気に働く女性達を
唄った歌があります、
そうですね、先ず浮かぶといえば・・・
♪ 昔の名前で出ています かね、久しぶりに聴いて
みましょうか ?
それと、私が密かに好きなのは、 ♪ 純子 です、
懐かしい郷愁をくすぐられてなりません。
博多の中洲、宮崎の橘通り お恥ずかしい事にまだ一度も
行った事がありません、
大阪 関西で活躍した 花登筐先生のドラマは、その人情
噺とともに大好きでした。
男女の恋物語、たくさんの涙が流れてたくさんの恋が
生まれた夜の河、酒場川・・・
コスモスさん一緒に振り返ってみましょうか !?
杉の子さん、onecat01 さん、おはようございます。
今日はお酒を飲まずに、目覚めと共に杉の子さんのお部屋に参りました。
あの頃の出会いを何と言ったら良いのかと・・・そうです「戦友」がぴったりです!
10年連れ添った人と別れて、博多の街へ行きました。
僅かに数年のことでしたが、あの頃出会った人たちとの触れ合いがなければ、人の心も詠めない
薄っぺらなお婆になっていたと思います。
詠むといえば、ひの付くひとでなくともonecat01さんの文才にはグッときてしまいますね。
台所の窓から、草木で覆われた隣の廃墟があり、その傍に畑をしています。
すぐに草が生えるので、使用しないところにはブルーシートを被せているんです。
こちらに帰ってから初めて雨が降り、そのシートの窪みに水溜りができました。
小鳥の囀りで目を向けると、小鳥たちが集まり順番に水浴びをしてました。
ブルーシートのバードバス・・・実にタイムリーでした。何故なら丁度
onecat01さんのブログでバードバスのことを書かれていたんです。
庭に準備されたバードバスとブルーシートでは、かなり趣が違いますが。
杉の子さんのブログでも同じ体験をしていることがあり、思わず「にんまり!」
することがあります。
またまたコスモスのかしまし~ィがはじまりました。
お二人様はもてないのではなく、もてたから素敵な方とご縁がおありになったのですね!
独り者の私めはこのあたりで退散致しましょう。
これからの季節をどうぞお風邪など召されませんように。
今日一日を楽しくまいりましよう!!
杉の子酒場
杉の子さん、この酒場は、悲しくも楽しく、切なくも愉快であり、言うに言われぬ場所となりつつあります。
「過ぎ去って尚男は相手を思いやる、女は逆に綺麗さっぱり忘れ去る。」
私はもう、杉の子さんのこの言葉に、大笑いさせられました。女だって、男と同じだろうと思いつつも、男の私には痛快な言葉でした。
杉の子さんと違って、私には世に出る作法を教えてくれるお姉さん方はおりませんでしたが、情けをかけてくれる人はありました。
高田の馬場の裏通りに「ルナ」という、貧しげな学生相手のバーがありました。
「坊っちゃん、あんた夕飯食べた。」
開店間際に顔を出すと、店の女性たちが店屋物をカウンターの隅で食べていました。ラーメンとか、親子丼とか、お握りとか、てんでに注文しているのです。一人前の男子なのに、なぜかルナの女性たちは私を子供扱いでした。親不孝な学生だった私は、借金で飲み、仕送りがあるとすぐに返済し、懐が空っぽになるからまたツケで飲むと、そんな暮らしをしておりました。
だから食事もときには抜いておりましたので、そんな私をよく知る彼女たちでもありました。結局みんなから少しずつ分けてもらい、夕食にするのです。家族的ないい店だと、杉の子さんは思うかもしれませんが、彼女たちはそんな私にハイボールやジンストを飲ませ、勘定は負けてくれませんでした。
「ああ、この酒は酔うねえ。」「うまい」
空っぽのグラスを飲み干す真似をして、陽気に笑う彼女でした。梨花ちゃんだったか、まあちゃんだったか、名前はやはり出できません。杉の子マスターには怒られそうですが、時々マスターの目を盗んで、女性に空のグラスを開けさせ、その分だけは彼女のポケットマネーにしてあげると、そんな悪さを楽しんだのです。アルバイトをして、金が入り、気が大きくなった時だけの遊びでした。
「坊っちゃんは、金持ちの子か貧乏人の子か、さっぱり分からないねえ。」
「やること見てたら、大様なとこあるのに、着てるもの見たら、まるでルンペン。」
好きなことをいう彼女たちでしたが、当時私が着ていたダスターコートは、友人からもらったもので、袖口から中の生地が擦り切れて垂れ下がり、ポケットは穴が開き、薄汚れた酷いものでした。
「来週、コンパて劇をやるんだ。」「俺の役は乞食なんで、お前のコートを貸してくれ。ピッタリなんだ。」
学生仲間にそんなことを頼まれるくらいでしたから、彼女たちの言葉に嘘偽りはありませんでした。清貧を友とし、書を友とし、これぞ学生だと信じていましたから、何を言われても平気な自分でした。
「そこまで言うんなら、今夜こそ教えてやろう。」「俺の親父は、大金持ちだ。」
真面目に喋ると、真剣になり顔を向けてくる愛らしい彼女たちでした。
「誰でも知ってる有名人。親父の名は、怪盗ルンペン。」
「きゃあ、また騙されたあ。」
そんな思い出もありましたが、しかしそれだけのこと。持てた思い出につながることもなく、親不孝で貧乏学生だった私は、常に磯のアワビの片思いでした。しかし、こんな話は、家内にももちろんのこと、子供たちにも話せませんね。杉の子酒場の心地よい雰囲気と、寛大なマスターと、コスモスさんの不思議なおおらかさに誘われてしまいました。
台所の窓から見える荒地の隣にある畑。丹精込めた小さな畑、空いたところには、雑草防止のブルーシート。
色彩の鮮やかさで、光景が目に浮かびます。たまった水がバードバスとなり、小鳥が水浴びにやってくるのどかな風景。私の馬鹿話より、こつちの方がずっと真面目で、大人ですね。
行司役のマスターのご意見を聞かせてください。二人とも、杉の子酒場の常連ですが、遠慮は要りませんよ。はっきりと、こんなふうに断言してください。
「過ぎ去って尚男は相手を思いやる、女は逆に綺麗さっぱり忘れ去る。」
リニューアルオープンのご案内
閑古鳥の鳴いていた酒場杉の子が装いも新たにリニューアルオープンいたします。
お得意さんのonecat01さんとコスモスさんが、経営強化のためにオーナー及びママ
として参加して頂くことになりました。 (事後承諾のお断り・・・ごめんなさいよ)
私Sは、御二人のお力添えを得て雇われマスタ-をあい勤めます、何卒よろしく
お願い申しあげます。
ここには、ブルーシートのバードバス、猫庭バードバスはありませんが店の周囲に
田圃が広がりやや広い川も流れていますのでうちへ来る小鳥さん達は天然の野外バス
で身の繕いをしております。
コスモスさんの解釈が素敵で、まるで福娘が来たかのような幸福感に包まれます、
onecat01さんの類まれな文才と世の悪を切る鋭利な感性は、持って瞑すべき才能です。
文才に秀でたお二方、さぞや含蓄のある言葉を頂くことだと楽しみにしております。
>高田の馬場の裏通りに「ルナ」という、貧しげな学生相手のバーがありました。
なんだか、かぐや姫の♪ 神田川を髣髴させるような趣で、その中のひとりヒロちゃん
(勝手に配役) と恋仲のonecat01さん縦横無尽に純愛ドラマのシナリオが出来上がります。
・・・ ・・・
「ところで、どうなったのさ?」 意地悪マスタ-が覗き込む、「駄目よ!そっとして
おあげよ?」人情ママ コスモスさんが助け舟・・・?
酒場杉の子 杉の子酒場 閑古鳥の場末の居酒屋杉の子は敏腕オ-ナ-と人情ママの
後押しで雇われマスタ-を支えます。
「年の暮れだよ!ふるさとに帰る前に一度お越しください、漫才、落語、ひとり芝居ご自由に、
冥土のお土産に覗いてごらん、閻魔さんに良い手土産が出来るよ ? さあ!いらっしゃい!」
昔、私がまだ若い頃・・・
デパ-トの駐車場で見覚えの有る30歳代の奥さんが居ましたので駄目もとで声をかけてみました、
ところが、何ともつれない返事が返ってきました、後の言葉が続きませんでした。
「Sさんが好き・・・!」 寝ては夢起きてはうつつ幻の 彼女17歳の頃の出会いの場面、
「Sさん、付き合ってあげてよ お願い ?」彼女の同僚の代理告白でした。
それなのに、彼女はすっかり私を忘れておりました・・・トホホ!
「過ぎ去って尚男は相手を思いやる、女は逆に綺麗さっぱり忘れ去る。」 男って切ないものですね ??
杉の子さん。
リニューアル オープンはいけません。たとえ閑古鳥が鳴いていましても、酸いも甘いも噛み分けたマスターがいて、お客の繰り言を聞いてくれるから、店が成り立ったおります。この店には、オーナーもママもいらないのです。義理と人情に厚いマスターがいて、一人グラスを磨いている。ヤクザな客が騒いでも、マスターの一睨みで消えていく。0necat01もコスモスさんも、そんな店だから座ってみたくなるのです。
まして、杉の子酒場は、杉の子さんのブログのほんの一部ですし、ブログはあくまで杉の子さんの所有する広大な建物です。
第三者が介入するのでは、夢の舞台が消えてしまいます。オーナーなんて、私にはとても背負えない大きな荷物です。コスモスさんがどう言われますか、私はご厚意のみいただきたいと思います。
杉の子さん、こんばんは。
今日も・ちょっぴりのお酒を飲んでま~す。
本来はクリスチャンはお酒を飲めない・飲まない・飲んじゃいけない?んですって!
でも、00食らえ!って飲んでま~ス。
ノンベ~の亭主にほとほと手を焼いてしまいました。私を置いて黄泉に下りましたゆえに、私は
それまで好きなお酒を25年間も断っておりましたがのんびりと一人島酒をたしなんでおります。
お猪口に2・3杯でほろ酔い加減。昔の酒豪は何処へやら。
このようなことは、杉の子さんのブログだから安心して「ゆんたく」して帰れますね。
私の思いも0necat01さんが見事に書いてくださいました。
こうして、時々遊びに来させて下さいな。
酒癖悪いなぁ!
と思っておられても、そ知らぬ振りして我慢!我慢!ですよ。
「男は何時も相手を思いやって下さいましね。」
onecat01さん、コスモスさん、
すぐご返事するには余りにもったいないお言葉でした。だから、あなた方の真心を二晩抱いて床に入りました、嬉しかったです。
onecat01さん、似たもの同士、形や場所は違っても、ふたりはお姉さん方に大事にしてもらったということになります、想い出の共有、
大切に仕舞いたい青春でしたね。
コスモスさん、段々とあなたの輪郭が鮮明に姿を現して来ました、お酌をする世界に生きた者同士、その胸に去来するものがよく分かります。
>ノンベ~の亭主にほとほと手を焼いて・・・ それも今では懐かしい思い出、そう振り返れるコスモスさんであることを祈ります。
酒癖悪いお客さんは慣れっこ、酒飲みをなだめるのは得意です、少しも気になりません、水商売を経験したお陰です、ということは
人生に無駄はない、その後の生き方にどれ程プラスになったことか、わが人生に悔いはありません。
私は花々が好きですが花の名前音痴です、コスモスさんの写真の花々には見とれています、レオさんもそうですが写す人の心が反映するんですね。
onecat01さんには教えられることばかりです、onecat01さんは我が人生最高の出逢いでした。忘年会、今年ほど多い年はありません、
これから何回迎えるやら、酒場、そこに働く人々、私の弧線に触れるお姉さん達が、涙を袖に隠して笑顔を見せる、「頑張ってよ!」
杉の子酒場のオ-ナ-とママ そうですね、無理を承知で言ったのですが、やはりね ?
それじゃ、大目付の常連さん、これだったらどうでしょう、後はコスモスお姉さまに任せます。
杉の子さん。
了解いたしました。
私には、自治会の忘年会があるだけです。会社時代とは打って変わった静けさですが、家内と二人で、少しずつ、何度でもやる忘年会も、また楽しです。吟醸酒の残りは大切にし、長男が正月に来た時飲もうと楽しみにしております。これは家内の提案ですが、私は大抵家内の意見に賛成いたします。(これが夫婦円満の秘訣と、教わりましたので。)
杉の子さん、onecat01 さん おはようございます。
大目付の常連さん!に。光栄でございます。
>段々とあなたの輪郭が鮮明に姿を現して来ました、 わ~この地がますます顕になるんですね~
素敵な男性(3人様)に囲まれて、酔い過ぎないようにしなくっちゃ!
私には忘年会はありませんが、二つの教会と孫たちとのクリスマスが待ってます。
ですから、お酒はなし・・・ですが、最近晩酌しますので、クリスマスくらいは真面目に。?
今年は皆様との出会いのお陰さまで、幸せな年でした。
距離は離れていても、近くにいるような不思議な感覚です。
遅ればせの御返事となりましたが
皆様の御家族が元気で新年を迎えられますようにとお祈り致します。