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雑談

数十億光年の彼方 そこは天国

数10億光年の彼方、未知なる世界
まるで暗いトンネルに入ったような狭い空間を
私はものすごい勢いで上昇していた、

私は何処へ行こうとしているのか分かるまでには
時間が必要だった。

私の身体は病院の白い部屋のリクライニングベッド
に横たわっていた、顔は穏やかな表情でまるで眠って
いるようである、

妻はじめ子供達が若い医師と看護師の最後の処置を
見守っていた、

私と言えば、ベッドの上、天井の処で浮いている、
医師や家族の落ち込んだ暗い表情を眺めていた。

医師は声色を少し抑えた調子で家族に・・・
「ご臨終です !」と伝えた、重苦しい雰囲気が辺りを
支配した。

私は自分の死と云うものを客観的に見ている事になる。
一般的に身近に見かける人の死、別れのシーンである。

その後、私の身体は螺旋を描くように上昇を続ける、
それは、果てしなき道行きを思わせる苦行であった。

数10億光年の彼方、時間と日数をかけて私の魂は到着、
人間社会でいう人の死の仕来たり、それらの業を踏み
ながら、ようやく黄泉の国へと到着した。

人の死、その魂は、光の速度の数十倍数百倍のスピード
で来世へと向かった事になる、
(距離を考えるととてつもない倍率になりますね ?)

宗教に依って呼び方は様々だが、日本では一般的に天国
あの世、又は黄泉の国と呼ぶ。

三途の川は母なる地球で渡り終えた、
着いた処、数十億光年の彼方、それは宇宙 ! 天国。

この後、地獄の釜、その儀式が待っている、
世に云う地獄の閻魔大王、その面接が執り行われる。

この星は、善行を施した者には楽園、まさに天国、
反面、悪行の限りを尽くした者には終わりなき地獄の
責め苦が待っている。

地球上の三途の川から生き返った者はいるが、
数十億光年の彼方からは流石に帰れない、即ち、生き
帰れない、まさに人間どもの所業が真っ二つに別れる。

宇宙は人類の英知では図る事ができない、余りに巨大で
あまりに謎が多すぎる、

数十億光年の彼方、
私は、そこにロマンを夢見ている、

いつか! 逢いたい! 別れた人間更にペット達、この世の
続きを紡ぎたい、例え気の遠くなる旅をしようとも ?

螺旋の階段を昇ろうとも、
私の魂は、あの世に向かう! もうスピードに耐えるだろう!

数十億光年の彼方!
そこには、先に旅立った人々が、提灯行列で待っている、
「お帰り! 遅かったね?」 涙で顔が・・・?

夢を見て、幻に出会って、我が身の不徳に気付かされるなら、
寒い雨だと震えるのもいい! 暖炉の温もりが身に沁みる。

数十億光年の彼方 そこは天国” に8件のコメントがあります

  1. コスモスさん、
    今回は4回目でコメントの文章が届きましたね、前の3回は貴女の影だけが入り口に見えました、
    詳しくは判りませんがパソコンの容量が一杯になっているのかも知れませんね、容量を軽くして
    貰ったらどうでしょうか ?

    サマンサさんから歌の便りが届きましたので何か演歌をプレゼントしましょうかね。

    歌は、心の憂さの捨て所、思い出の帰り道、男と女のランディヴ-・・・歌っていいですね !?

  2. 杉の子さん。
    onecat01さん。

    一言なら許されるかも知れませんね。
    コスモスの思いをうたに託して。

    「すき・プラス・すき」
    雲は 空がすき
    空は 雲がすき
    草は 地面がすき
    地面は 草がすき
    ちょうちょは 花がすき
    花は ちょうちょがすき
    すき・プラス・すき
    イコール
    あっはっは
     (ともだちは緑のにおい)工藤直子
    今日も元気です。

  3. コスモスさん、
    コスモスさんらしい温もりのある感性に心も和みます、
    殺伐とした事件が続く世界 、人間とはどこまで冷酷になれるのか ?

    泥沼に咲く花一輪、だからこそ! 心の綺麗な人が際立つのです。

    好きという言葉は、相乗効果で人を幸せにします、
    嫌いと言われて平穏に居られる人は要るでしょうか、心を塞がれる。

    コスモスさん、
    言葉が唄われる歌謡曲の詩になると、それは素晴らしい応援歌に変わります、
    人それぞれに、生きて来た歴史がある、大切に思いを抱くオアシスに変わる、

    歌っていいものですね、泣き笑いは新陳代謝を司る、

    スキ・プラス・スキ
    イコール
    アリガトウ は みんなに 伝播する

  4. 杉の子さん。

    早速、嬉しいご返事ありがとうございます。
    またまた、コスモスの間違いです。
    (こどもたちは緑のにおい)誤
    (ともだちは緑のにおい) 正

    杉の子さんへのコメント、訂正出来るのですね。
    どうぞ宜しくお願い致します。

  5. コスモスさん、
    おおせの文章の訂正をさせて頂きましたが、私の不注意でご連絡することを忘れておりました、
    深くお詫び申し上げます。

    この二月に入ってから仕事の依頼が物凄く増えてきましてその対応で我を忘れてしまいました、
    他の士業者に少しづつでも回してあげたらと思い忙しい毎日を送っております。

    この数ヶ月は、仕事以外で多忙を極めますので調整しているところです。
    又、コメントをお待ち申し上げます。

  6. 杉の子さん。

    おはようございます。注意力散漫で申し訳ありません。
    訂正して頂いたのに、コスモスの最後のコメントがそのまま残っていたので、
    すっかり見落としてしまいました。
    杉の子さんは、コスモスとほぼ同じ歳なのに、フル回転でお仕事なさっておられますね。
    onecat01さんは、執筆活動に一心集中なさっておられます。
    コスモスは?
    一冊の書物がなかなか進まず・・・書棚の読み切っていない本などを手にしております。
    5万歳の大聖トスによって書かれた「エメラルド・タブレット」再読中です。
    コスモスの読書はとても偏っていると思いますが、宇宙の神秘に触れるとワクワク致します。
    長くなると送信出来ませんね。 今回の杉の子さんの記事、大変興味深いです。
    また参ります。 お身体ご自愛くださいね。

  7. コスモスさん、
    ご返事遅くなりました、仕事に追われてうっかりしておりました、
    お互い気遣いはなしに致しましょうね、気楽に向かい合えば人生 又 楽しい。

    私は、何事にも気落ちすることはありませんが、たまに空を眺め宇宙に想いを馳せます、
    悩みの何と小さなことよと気がつくのです。

    まず、時間の概念が違います、悠久の歴史、宇宙から見た地球、その中にあくせくする自分、
    相対的に眺めると、なんとちっぽけな悩みを抱えていることか、我の人生は瞬間にしか過ぎない、
    そう考えると、心が軽くなります、これが私のストレス解消法の1つです。

    元気でがんばりましょう。

    onecat01さん、
    あなたからコメントを頂きましたが昨夜の分は、全く気がつきませんでした、

    まずコメントとして受信されていないのです、慌ててコメントモデレーション画面を開いて
    コメントを頂いていることに気がつきました、パソコンに何かの不具合でもあったのでしょうか ?
    お申出のように一部削除して掲載させて頂きます。

    こちらこそ、お詫び申し上げます。

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