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雑談

男達の挽歌! 女達の健気な笑顔  朝のひととき

私はこの数年仕事以外で事務局へ電話したことも出向いたこともなかった。
長期間勤めていた事務員が28年度をもって退職し、新しく若い職員の
採用があったことを担当部長のメ-ルで知った。

と云うことで久しぶりに事務局へ電話した、
勤務が一番長くなった事務員さんは私が担当部長の時、会長、副会長と
私の3人で面接して採用した女性だったのである。

普段は優しいが理不尽にはキツかった私は、時に彼女を電話で怒鳴った
事もあった、黙って耐えてくれた事務員だっただけに日頃から気になって
いたので、激励の電話を掛けた次第である。

電話口に、落ち着いて優しい言葉の事務員が出た、私は名前を言って取り
継いで貰おうと思った。「私です!」知らぬ間に彼女は数段成長していた。
又、伺いますと言って電話を置いた、さわやかな風が心の中で吹いていた。

人間はもまれる事で成長する人と、脱落する人がある、多数の会員を抱えた
職場にはいろんな会員が居る、唯 耐えることが彼女達にとって仕事の一面、
( あの当時の私は、キツかったもの な !) 

電話を終わって、自嘲めいた言葉が脳裏に浮かんだ、
戸惑い、声震わせた、あの日の彼女達の困惑した顔を思い出していた。
( ごめんよ !)

落ち着いたら、事務局にも顔を出してみようと思う、彼女達の幸せ度を
覗き見したいと思う、仕事場と家庭と何の憂いもないですか ?

せめて言葉の後押しをしてあげたい、怒られる悲しみは抗しきれないとしても
誰かが優しい声をかけることで、落ち込んだ気持ちが救われるなら ?

日頃の喧騒、世間の騒がしさ、日本の行く末、どれをとっても多事多難な
国際環境、マスコミが敢えて教えない日本の危機 !

現実は国家存亡の危機に瀕している、先般の麻生財務大臣の言葉は真実である、
知らさない自由の元、捏造を撒き知らす自由が表を闊歩する、何が真実か !

一事務局の朝のひとコマ、彼女達の笑顔が永遠に消えないことを願う、男達の
責任は地球よりも重い。

男達の挽歌! 女達の健気な笑顔  朝のひととき

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