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事件, 思い出

手加減

手加減  

皆さんは手加減と聞いて何を想像しますか ?例えば相撲、空手道に見る格闘技でのせめぎ合い。

土俵俵へ一気に寄るがそれ以上土俵下へ寄り倒さない、空手においては伝統流派の寸止め、実際はある程度当てる稽古をしているのだが直前に拳を止める。

カッコをつければ手加減ということになる、ここで私が述べるのは、そんな生やさしいものではない、もしかして命の瀬戸際に相手を追いやる激しい攻防、空手のフルコンなどに見る非情を通り越した攻防。

そこに意識無意識は別にして手加減を見る、私が若い頃を思い出して紹介してみる、

真面目な建設会社のトラック運転手さんが被害にあった、高校生の私はバイト仕事で夏休みを送っていた。

車の出し入れで事件は起きた、相手は悪いことにその街で顔を知られたチンピラ、詫びを言う運転手さんを引きずって見栄を張った革靴でところ構わず顔面に蹴りを入れた。

当たり所は目も鼻もない、場合によれば失明か絶命になる所である、当時の私は空手の道も分からない無力な人間、助ける余裕さえない。

当たりどころを考えて蹴りを入れる手加減など望むべきもなかった、「無力に正義なし」 冷酷な人間への憤りの芽生えだった !

私の青春記は、他者が見る、読むことを考えて善意に色分けしているが傍若無人な相手に対しては本来それを上回る敵意を持つ人間でもある。

その後の運転手さんの元気な姿に心から安堵したものだった、男は強くあらねばならない、弱者を見捨ててはならない、男たれ !

世間では物騒な事件が後を経たない、毎日どこかで事件は起きる、当然嘆き悲しむ人は後を経たない、その最悪が強がり国家の無理難題、どこかの女性大臣の弱腰が指摘される。

総理大臣は、何をなすべきか、これでは日本の安全は保てない、更迭さえ出来ない始末は、総選挙の焦点になるだろう、国民を見殺しにする薄情者を総理の椅子に座らせてはならない、これは、尊敬する方々の意見である。

手加減   !?

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