ある誘いがあって久し振りに街へ出かけた、
コロナを避けるため喫茶店に場所を代えて貰った、数名でのお茶会だが、和やかな談笑にホッとひと息。
しかし、その話は重要な意味合いがあり真剣に耳を傾けた、他の人は次の席へ移り私はここで辞退した。
宵の口の商店街は時期が時期とはいえ想定外の人で賑わっていた。
世捨て人、我が身を形容してそのように自己紹介する、欲はとうに捨てている。
社会が平穏に時を刻めばなによりだが、国内、国外ともに多事多難、他人が思うより日本の前途は厳しい。
冷静に自然界に耳を澄ませてみると、何かが聞こえてくる、このままで大丈夫なのですか ? 街を歩きながら私は自問自答していた。
政治も含めて国民の意識が余りにも低い、危険に対するアンテナが機能していない、船でいう羅針盤、宇宙へのロケット機体(搭載)アンテナは正常に作用しているか ?
足元も勿論大切だが、それにこだわる余り数歩、数十歩先が見えない、横から飛び出る自動車さえ避けられない。
私が幼い頃、由良半島育ちの祖母からよく聞かされた教訓だが、津波は襲いくる前に一旦潮が沖合に引く、それを見に浜へ出てはいけない、すぐ高台へ逃げよ、というものだった。
教訓は生かしてこそ価値がある、その教えは骨の髄まで染み込んでいる。
危機へのアンテナを備えない人がいかに多いか、当節ひしひしと感じられる、テレビで笑いを追うのも良い、しかし気が重くなるが政治と社会の動きぐらい気に留める事をお進めする。
ポジションにあぐらをかくな ! 落とし穴はどこにあるか私たちには分からない、
私の持論 「ワンマンよりチームワーク !」
アメリカ大統領選挙の結果がもうすぐ出る、場合によれば混沌とする、その後の世界はどんな舞台を私達に提供してくれるだろうか !
コロナ終息が待たれる、世界の平和が欲しい、人間の英知が勝つ事を信じて、・・・仕事の合間に・・・
山の稜線と空のライトブルーの間のオレンジが、美しい !?