起床すると昨夜の冷え込みが嘘のように見事な青空が顔を覗かせていた、午後一番ある会社を訪問予定なのである、手助け願う調査士と現地で落ち合う、若手は気合が違う !
社長と打ち合わせが終わる頃、関係者も2人お見えになった、現地で地籍図を照らし合わせながらの打ち合わせ、気持ちが乗ってくる、清々しい。
厳しくも楽しい打ち合わせが終わって辞退する、その後、若い調査士では苦手な根回し、役所の関係部署に連絡を兼ねて今後のお願い、旧知の職員の返事が心を温める、まるで本日の青空のように爽やか !
人との出会い、今日もまた、身近にいながら縁のなかった名士と初顔合わせ、今まで通り付き合って来た隣人のように優しい、この仕事をしていると、更にまだまだ人の縁が膨らむ、有難い。
この人の輪、損得度外視してお付き合い願うと自分では想像出来ない福の神が舞い込んでくる、計算づくの貪欲ではあり得ないご褒美である、だから現役から引退するなど考えられない。
私に一番適した人生だと感謝している、もちろん気の合う人ばかりではないが、それもこちらの心の持ちようで何ら苦にならない ?いつでも懐に飛び込んで高笑いを引き出す自信があるからである。
「お前さん! 変わっているなぁ!よく言われる言葉である、という事は如何に世間の人たちが玄関先で悪い方に判断して踵を返すかなのである、不信、怒りの心を沈めれば「おい!お前!」の関係になる。
そうじゃないと人生勿体ない ?
私にひとつ宿題がある、今年の初めある御仁が突然不機嫌になった、何を勘違いしたか「ワシを舐めているのか ?」70に手の届く地元の有志、蝶々花よの人生を送った人なのだろう、一段落したら訪ねる。
小柄な私は昔から懐に飛び込むのが得意 ! 人間、虚を突くと面白いように腹の中が見える、動揺しかり、そして旧知の仲になるのである。
苦労するとこんな事など何ら苦にならない、楽しみにその時を待っている、仲良くしようぜ ! たかが人生、されどの人生もあるぜよ !
私には当人の気持ちがよく見えるし分かっている、初めの出会いの時に御仁と仲の悪い隣人と親しい関係と誤解された節がある、田舎ではよくある人間関係「彼奴と仲が良いのなら彼奴に相談しろ !」・・・ これ ?
まあ! 無邪気といえば無邪気 ! だから心配いらない !梅雨までには決着する、その内何かと相談されるようになる、男って奴はいいね !
今日もまた青空が眩しい、あの雲の上、更に天を目指すと私のお師匠さん(お天道様) が笑っている。
「お前さんって奴は、のんきだね、でもいいよ、その調子 !」
邪心は小さく、真心は広く、人の為、己自身の為、明るく行こうぜ !?