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人生, 思い出

年賀状

年賀状

朝、新聞受けを覗くと分厚い新聞に混じって、これまたごつい束の年賀状が入っていた、全部見るのが大変なほどの分量である、新聞配達人と郵便屋さんの苦労が偲ばれる、ご苦労様ありがとう !

心の中で呟いてテーブルに乗せた、それにしても多くの人から頂いたものである、一枚一枚読んで行く内に気がついたことがある、「しまった !」書いたつもりが出し忘れた人の多いことに気がついた。

パソコンの宛名書きをチェックしてみると、パソコンの誤作動によるチェック機能のミスが判明した、今宵中にやり終えなければならない、印刷ミスの方々には心で詫びながらパソコンに向かった。

「みなさまあけましておめでとうございます。」

令和3年はコロナに翻弄された年だったが、この4年は終息の年になれば良いのにと誰もが思っているだろう、国と国との妥協なき危機感はあと戻りできない領域に到達している。

現場での跳ね返り兵士の勘違いが地球破滅に至ることを自覚しなければならない、北京オリンピックがどうなるか、世界のボイコットの機運がどこまで広がるか、オリンピック後の世界情勢がどのようになるか   !

政治に携わる者、そこに連なる官僚機構と財界に大きな視野の持ち主がいることを願うや切   !

この近年、暮れになると思うのだが、年賀状はいつまで続くのか   ?寄る年波と仕事の具合で決まることになる、後輩たちが、その知らせを風に乗せてよこしてくる。

一抹の寂しさとやり遂げた達成感で筆を置く人、生活の為止むに止まれず続けている人、日本経済よ大丈夫か  ?  世界経済の後押しはどうなのか、北京オリンピックがその試金石、曲がり角だったと言われるだろう。

そして強権なロシアのウクライナ政策、そのウクライナこそ中国の海軍力象徴の空母 遼寧の生まれ故郷なのである、歴史の何と皮肉なことか  ?

NATOさらにアメリカを向こうに回して一歩も引かないロシアの後ろ盾が中国とは皮肉の何ものでもない。

台湾の危機は即日本の危機、生命線を中国に握られる悪夢、岸田総理親中で大丈夫ですか、媚中議員のひしめく宏池会、さすがのマスコミも浮足だってはいませんか、それとも ? 命の瀬戸際がヒタヒタと迫って来る、無理もない。

明るく行きたいのに明るく行けない、このジレンマ  !日本国民に代わってやってやろうじゃないか、島国四国発  !  組織改革、その機運が高まって来たと言う、やれば出来る、済美高校の十八番  ! その心意気や良し  !

もうその時私は、縁側の涼み台でリタイアした友と一服涼を取っている、過去の栄光を振り返りながら   !  在りし日の元旦を思い出している。

昭和24年の正月元旦、海辺の傍に建つ小さな二階家の一年生Aは、隣のYちゃんと前の広場に立っていた、戦後間もない全国挙って貧しかった時代の話である。

たわいもない話の途中だったが「A君、私をお嫁さんにしてくれる?」突然のYちゃんの言葉に「良いよ !」Aは、素直に答えた、深い意味を知る由もない。

今年の年賀状の中に、Yちゃの年賀状が混じっていた、「今も、施設を訪ねて、歌とピアノを弾いています  !」  聡明な彼女の人間愛が滲み出ていた。

2人の故郷は、暮れまでにミカンの採り入れも終わり、閑静とした風情を漂わせている、村人は、ひと時の安らぎに都会へ出た子供達の行く末を想い描いていた。

東京の空の下、学校の先生、Y先生は結婚を期に学校を去った、優しいその人柄はAの人生に多大な影響を与えた。

「Yちゃんに笑われない人になる。」これが彼の人生訓になった   !?

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