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世界, 人生

刺激

刺激

気の抜けない週だった、人をたくさん知っているという事は、様々な難問を相談される事でもある、良い話よりも暗い話の方が多かった。

一般的に他人という者は、良い時は自分で幸せを満喫するが、悪い時には誰かに縋りたくなる、その役目はお人好しさんに回って来る。

それが今週の私だった、ところが私はそれを嫌とは思わない、逆に発奮材料として我が身を鼓舞する、自分の直面する難題が小さくなるのである。

私の同年代を見渡すと人生の仕事にケリをつけて引退という領域に足を踏み入れている、目的のある希望よりも過ぎ去りし過去を振り返る無念さを抱えて日々を送っている。

そこには無気力という悲しみが漂っている、私は有難いことに、暗い話だが、取り方によっては「刺激!」を人様からいただき、臨むことで青春の火を燃やし続けられるのである。

学習の材料をタダに仕入れ、人助けをしながら、お天道様のくだした他人の結果を、ある意味反抗しながら軌道修正する、そのツケはお天道様は当然私の貯金から天引きする。

お天道様を崇拝して従順に従う私がお天道様に唯一抵抗する我儘といえよう、その結果は全て私に帰結する、覚悟の上である。

若い人の行い、現役組の失策に接して、今まで見えなかった人の道がおぼろげながら見えて来るのはどうしてなのだろう、不思議な感慨を伴って振り返っている。

ここで「ちょっと待て!」 と少し別な角度から眺めて見ると他人では味わえないアルものに気がつく、「刺激!」 もう当に忘れ去った「生きる為の刺激」の復活である。

日々漠然と社会の生業を眺め、二度と帰らぬ過去に涙する、それが黄昏族の成れの果てである、そこには活力の元「刺激」が失われて久しい。

今の私には難問の相談も多いが、裏を返せば活力の元刺激が充満している、頼られる縁の下、使い捨ての便利屋、他人への助け人、無気力な世界へと入って行く同輩達を横目に、我が青春の火消えず。

なぜ相談が来るのか、私の性格は勿論だが、生きて来た道程で養った人様との縁が、、多義に渡るプロフェショナルを呼び寄せたのである。

彼らは全て私の先生、尊い社会の恩師達なのである、今週は重苦しい難問の相談、他人事ながら心の暗くなる悩みごとの多い週だった、その結論は明日を待たなければらないが、必ず日は明ける。

冷たい雨の土曜日、朝の用事を済ませて、暖かい電気敷布と旧型の灯油ストーブを側にうたた寝の時間が終わった、

「さあ! 気合いを入れよう ! もうひとつの土曜日の時間だよ  !」

頬をつく、冷たい雨☂️  が  ☔️  呼んでいる !

河川敷で冷たい雨に打たれる「か弱きもの達」へ私の想いは飛んでいる。

今朝、雨の合間に馴染みの野良猫が我が家の庭に顔を出した。

みんな生きているんだ、北京五輪が終わる、

世界の難題が、正に予断を許さない、ウクライナ、台湾、尖閣から目を離すな    !

世界を!壊す「刺激!」はいらない   !?

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