雨よ何故にお前は
しとしとと人の悩みを気づかって山すその里に雨が降る、昨日の土曜日は久し振りに懐かしい友と電話で語り合った。
コロナで延期になっていた同級会の打ち合わせだった、故郷近辺を主体に散在しているお前と俺たち、日帰り出席が可能だが希望者がいれば泊まりがけの案も提示した。
私の提案に彼は同意した「Sよ!良い考えだ!」
憎いコロナだった、ある友の奥さんは「私もコロナに罹りましたが治りました」と笑って話された。
「元気なうちに逢っておこうぜ!」ほとんどの友が同じ思い、ヒマラヤ杉の我が母校、お陰さんで幾多の同窓生が県内にも散らばっている、子育ての苦労を終えた人、只今、真っ最中の人、それぞれの人生の綾を紡ぎながら頑張っている。
その時代、子供たちの教育に心血注いだ先生たち、教師と言う名の聖職に私たちは育てられた、まさに「仰げば尊し」「我が師の恩」である。
日本は戦勝国や国内の特定勢力の自縛史観に長年翻弄された、今、世界視野を会得した若者たちによって正常なあるべき姿を取り戻して世界に伍するようになった。
国に依らず組織においても固定観念に毒された年輩者の弊害が問われる、融通性の欠如、私が同年輩を語る時の常套句である。
「老いては子に従え」温厚で穏やかな佇まいの親父は黙って私たちにその思いを示した、涙に霞む我が親父、できるなら!親孝行したい。
別の友から電話が入った、
「連休は高松の娘たちの家に行って来たよ !」心優しい男である。
私を常に悪童からかばってくれた、ひとつ年上の先輩Tちゃんによく似たN(姓) T(名) 君である。
「 Tさん、同級会するぞ!」 「 いつでも良いよ !」
爽やかな言葉が返って来た、同級生は・・いい !
ベランダの屋根に降る雨が、故郷恋しいと話しかける、
「そうかい、雨さん、お前さんもあの雲の上の故郷が恋しいかい !」
米国防総省は、4月の上院公聴会で、2022年に中東上空を飛ぶUFOの映像を、新たに機密解除して公開した、とマスコミが報じている。
世界情勢、異常気象、身近なものとして、雨、
「雨よ何故にお前は、気分屋なのか、教えておくれ。」
雨よ何故にお前は !?