この頃つくづく思うことがある、
人の縁は、その人の心の持ちようで広がるか?
又は細く消えるように遠ざかる。
欲得で接する人は、同じ考えの相手に会うと
接近と離反が不規則に現れる。
それは無理もないこと、人は思っている気持ちが
顔に現れる、相手に依ってはそれを見抜く。
「あれは! 駄目だ? 損得で寄って来る !」
そう思われると後が続かない ?
しかし、役者が上の人にかかると逆に利用される。
そんな場合は使い捨てか、トカゲのシッポ切りに
なるか、いづれにしても儚い人生が待っている。
人を導く国のリーダー
普通の神経の持ち主では身が持たない ?
余程、割り切った善悪の神経を持ち合わせないと
大変だなと私のような凡人は思う。
暗殺事件が世界の関心ごとになっている、
日本人の感覚では理解出来ない身内の生殺与奪 ?
昔の武家社会では
有り得た御家騒動だが、それにしても身内の殺し
あいは、身が寒く心が沈む。
主家、主君の為に親兄弟がいがみ合う、果てには
殺し合う、あの江戸時代を振り返ると日本も似た
歴史を持っている。
忠の為に身を犠牲にする武士道、ここにも陰陽の
姿が見て取れる、人間の業とは何と切ないものよ。
血統云々が言われている、
今回の暗殺劇に思うことは、暗殺者は自らの手は
汚さずに他国の女性に殺しの実行ををやらせた !
血統正しい後継者暗殺へのジレンマ、命令に背く
覚悟のなさは、女性実行犯という予想も出来ない
手段を取らせた。
歴史に i f は、ないとしても
これが彼の国にとって歴史の転換点になるのでは
ないか。
今まで通り粛々と進むのか ?
大きな動きの発火点になるのか ?
予測、予断を許さない転換点のような気がする。
それにしても、強い立場の人だと思っていた人が
哀れな被害者になったこの事件は、心が重くなる。
「栄枯盛衰」
人間の本来の姿はこのように儚いものなのだ。
それを表しているように感じられる、それにしても
「何故 ?」 今なのか ?
身内だけが最後の砦になるものを、排除してしまえば
脆弱な基盤が我が身を晒すことになる、何故 ?
運命は歯車の速度を上げて回り始めた、
世界列強の危機感は途方もない行動に出るのでは ?
権力者だけが持つ闇の深さ、世界が動く・・・!?