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行政書士

楽しい研修会

この頃はめったに研修会等行くことがなくなったが、
「出席者が少なくて困っています出席して貰えませんか?」
若い会員さんの申し出があったので承知して出席通知を出した。

つい先般の研修会の講師は、捜査畑に居た刑事上がりの人の話で
これが又面白かった。
捜査機関といえば一般的にはやくざ相手の強面の刑事さんを想像
しがちだが、知能犯を長年担当した元刑事さんだった。

私の友や知人が数多く居住する関東のある県の警察にお勤めだった
人である、
偉い地位まで行く人は、どこか違ってさすがだなと感心しきりである、

話術といい、その目の付け所といい、その経験に裏打ちされる講義は
2時間があっという間に終わってしまった、さわやかな余韻が残った。

我が県の警察も警視、警部クラスの第一部の人事異動が発表された
ばかりである、何人かの知り合いの警察官の名前が載っていた。

退職した者、昇進して他の警察署へ移動する者、逆に辺境の地から
県警本部へ帰る者、さまざまである。

ひとり気になる名前があったので私の後輩へ電話をいれた、
ちょうど食事中だったが、後輩の息子に間違いなかった、久しぶりに
懐かしい話題に弾んだ。ちなみに後輩の息子は若くして警部の職に有る。

その後、偉い地位で移動する人から電話が入った、先の警察官の母親と
奥さんが同郷の親しい女性ということが判明した。
人の縁はどこへ広がるか判らない、足を引っ張ることのないように自重が
必要である。

研修会は意義深いものだった時には人前に出て社会情勢を吸収することも
必要である、若い者の足手まといにならぬ程度に・・・ね。

人間の心理、嘘か誠か、質疑応答は楽しかった。
結構みなさん発言しておりましたよ、新たな発見が数多くありました。

密かににんまりしたところです、さっそく応用してみましょうか。
悪いことはしないこと、これが人生の回答のような気が致します。

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