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人生

助けびと 人の世は

悩む人が多いと、悲しむ人が増えるほど私の生活は忙しくなる、ほとんど手弁当だが、よろず相談請負人である。

私より遥か彼方へ走り去ったダニー叔父さんことU先生と裾分けする程のお助け街道を走っている。

人の悩みは千差万別、おんば日傘表街道まっしぐらの人には務まらない。

命の淵を覗いた私は、全く殺生が駄目になった  !路傍の花、土手沿いに揺らぐ雑草に目が向くようになった、さまよい歩く空腹の犬猫に心が揺れる。

生き延びた、生かされている、

この現実に不可思議な運命を感じる私である。

お前は、一旦振り上げた刀は必ず振り下ろす、このように形容される程狂喜に満ちた青春時代だったが今では、肉食さえ遠ざかるようになった。

無二の友が焼肉レストランを経営しているので売上協力したいのに困ったものである。

がんの手術からの生還は生きる事の尊さを思い知らされた、そして、運命論者にして生きるものへの普遍の愛を持つに至ったのである。

目に映る自然が美しい、すれ違う小さな生き物が愛しい、刻々移る時がかけがえもなく大切に思える。

ひとりひとりの出会いがまるで奇跡に思える、出逢えなかったかもしれない運命の不思議、奇遇 ?

憎しみが愛しさに代わるなら、その出逢いは宝石に変わる、汝の敵を愛せよ、私の座右の銘に加わった。

こちらの心が浄化すれば、相手も無心な人に変わる!次第に目が澄んでくる。

大きく離れていた相対する人間同士の間合いが徐々に近寄って来る、その鼓動が聞こえて来る、相手の想いが伝わって来る。

言葉に出せない無限の愛  !

一歩でも近づけるように努力したい、今まで泣かせた数多くの人々の許しを得るために、

この助け人は、その一里塚   !   今日も耳を傾けよう  ⁉️


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