休み明を待ちわびて何箇所へ連絡をいれる、
「了解しました。」
相手方の返事も梅雨明けの青空の如く爽やか。
それぞれ大事な用件である。
差し迫った取引の大切な打ち合わせ、念には念を。
司法書士から依頼している案件の進捗状況の連絡、
「只今、車運転中につき後ほど電話します !」
車道の路肩に駐車して詳しく報告を受ける、
「私の紹介に気を使わず費用はきちんと貰ってください」
司法書士先生、晴れやかな笑い声が出た・・・
ある相談で、調査士と待ち合わせをしている、
急行中の為ゆっくりと雑談できません、済みません。
10分遅れで目的地へ到着
仔細を説明する、多数の仕事を抱えた調査士先生
それでも気持ちよくご協力いただく事になりました。
持つべき者は友、これでお盆の予定が立てられる。
実は、昨日、予想もしなかった事実を知らされた、
久しぶりに一番仲の良かった友に電話をいれた。
受話口に出た彼の妻の言葉が嬉しい、
「久しぶりやけど元気でしたか ?」 私達だけに
通じる会話で心が弾んだ。
若くして失明し、妻の支えを得て自宅で養生していた
友が亡くなったと云う、言葉もない。
一人二人と友が旅立つ、その寂しさは耐えがたい、
「お盆までは暇が取れないけど、盆が済んだら時間が
取れるから同級会をやろう、みんなに声を掛けといて」
私の言葉を聞いて友は 「分かった、伝えておくよ!」
喜怒哀楽、織り成す綾、人生は七色、
電話が済んで、ため息が出た。 ( 淋しくて辛いね )
車窓から眺める風景は、どこも暑さに喘いでいた。
大阪の友が電話をくれた・・・
「仕事のしすぎだよ、落ち着いたら大阪へ出ておいで」
「大阪近辺の同級生には知らせておくから」
「そうかい、じゃあ、甘えて行くか・・・?」
彼は、仕事一筋、大阪の茨木で喫茶店をやっている。
彼は明るくて気さくなコーヒー屋の大将、馴染みの
ウエイトレスさんの声もちっとも変わらない。
( そうだ、しばらく休みも取っていないな、骨休め
するか・・・?)
本日多忙 本日も幸せ
ハンドル握る手が汗で滲んだ、次の目的地へゴオ-!?