公園に車を止めて一息入れていると、その横に箱型の軽バンが止まり、ドアを開けて3人の作業員が一服し始めた、シルバーセンターの人のようである。
お年を召した温厚な人たちである、私の友にも2~3人いるが、人生をやり遂げて第2の舞台に立っている人たちである。
どのようなご家庭であろうか、同年輩だけに気にかかる、荒波を乗り越えて慎ましやかでも平穏な生活である事を願う。
ところが昨日のお茶会の席ではメリハリの効いた凄みのある声が一つ席を置いた隣から聞こえて来た、その筋の人だった、私的にはベランメイ口調は嫌いではないが仕事上遠慮する。
社会はこのように様々な人で成り立っている、十人十色、合う合わないがあって当たり前、それをどう調整するか、今の政界等を見れば感じるものがある。
押し並べて政治家の質が小物になった、小さな器量人が増えた、国会中継を見ればよく分かる、どうしてなのか ?その理由さえも言えば反発を招く世知辛さ、ほんに日本は斜陽。
世界の屈強な国々は冷徹この上ない、笑顔を見せておきながら、ODAで取るだけ取って感謝、恩などありゃしない、それどころか、自己を守るための軍備増強にさえ文句をつける理不尽さ。
冷徹な国際環境である、それにもかかわらず相手のいいなりになって自国を責める売国奴、獅子身中の虫、害虫がウヨウヨの日本の浅ましさ。
ちょうど良い教材が目の前に展開している、アフガニスタンである、アメリカが9兆円もの援助を与えながら大統領、軍部の腰砕けは何を意味しているか。
バイディン大統領の個性はもちろんだが、アメリカ伝統の甘さに行くつく、共産主義を褒めるのではないが、民主主義の弱さと戦略の脆弱さに愛想が尽きる。
それらを見て肝を冷やす国がある、日本を敵視して恩を仇で返す国、アメリカの顧みの速さは、アフガンだけではない、二兎に色目をつける国こそ注意が肝要である。
タリバンは、その脅威はアフガニスタンだけに終わらない、お隣さんにはタリバン以上に屈強な 核を配備し た隣国が牙をむいている、アメリカ在韓米軍撤退の決断は早いと知るべきである。
あれほどアメリカの若者たちの血を流しながら自由を確保してくれた偉大なアメリカを侮辱して敵国に擦り寄る節操のなさ、アメリカの我慢はアフガン撤退で萎むだろう。
隣国の危機は日本の危機、戦った敵国ではあるが、日本再建を支えた国でもあるアメリカ、これを見ても日本人は隣国を笑えない、アフガン、朝鮮半島そして日本。
香港、台湾危機を忘れるな、チベット、ウイグルの哀しみを同胞タリバンはどう見ているのか、世界情勢が緊迫を増す。
今のアフガニスタンから届く動画は、明日の日の隣国であり、日本である事を自覚せよ !
知らぬ間に軽バンの姿が消えていた・・・
風雲急を告げて、、 日本よ !?