梢が揺れる、目を覚ませ !
薄曇りの空の下、公園の梢が揺れている、
まるで乙女の嘆きを表すように楚々として泣いているようである。
世の中が何か変である、正義がどこかへ消えたかのように淀んだ空気に息がつまりそう、どうにかしてよ、子供達の声。
日本を取り巻く世界情勢は不確定要素に満ち溢れている、政治は、経済は、諸々が急速に行き場を失ってしぼんでいる。
戦後の他国に依存して来た国土防衛の脆弱が日本のアキレス腱になってしまった、それでも己達の無知を認めずイデオロギーにすがる売国奴たち。
私が尊敬するある著名な評論家が看破しているが、沖縄の米軍基地から駐留米軍が引き揚げれば、間髪入れず中国がやって来る。
それでも良いのですか ?
ロシアを見れば、共産、独裁の怖さがここにある、アメリカ、民主主義国家のような柔軟性は望むべきもない。
日本の不幸は国防の備えに反対する政党、特に戦後日本の屋台骨を背負って来た親中派議員を抱えた自民党の弱腰にある。
歴代政権の苦渋が折につれて垣間見える、日本人そのものの堕落と劣化、悲しいことだが日本の運命が危機にさらされて来たのである。
禁句だった、共通の防衛問題は反日国家侵攻の危機の前に立ち塞がることになった、いつの世も割の合わない憎まれ役は日本の自衛隊。
政治の都合で立ち位置を左右される。
先般も、ある政党の指導者が勝手な理屈をつけてモノ申した !
「自衛隊を何だと思っているのだ!」
真の日本人ならほとんどの人が憤慨したであろう、私とて同じである。
国土防衛、身に迫る危機 !
今こそ日本人は覚醒することが大事である、備えよ ! 反日国家から目を離すな、迫り来る危機、国土が荒廃してからでは遅いのである。
梢が揺れる、国土が泣く、目を覚ませ !?