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フィクション, 宇宙

月よりの使者

月よりの使者 

月よりの使者、月よりの里帰り、ええ! 何だとお思いですか?私は子供の頃より、月に関したことわざ、おとぎ話を、身近な事例と信じて来ました。

月での餅つき、かぐや姫の物語、身近な貧乏暮らしに金持ちを羨む、気弱な我、せめておとぎ話に自分を託す、少年の悲しさよ !

「先生なぜ人間は貧乏人と金持ちがいるの ?」 「何故?僕ん家は貧乏なの?」 そういうと私の両の目から涙が落ちた。

「Yくん!死ぬまで分限者のまま居る人など居ないわ?!頑張れば想いは叶うわよ、頑張るのよ !」 そう言って先生は肩を抱いてくれた。

女先生の温かい温もり、優しい良い人も居るんだ! 人を見て頷く私の善人説の芽生えだった。

初恋を含めて好きになった女の子は皆んな優しい子供ばかりだった、小学校低学年に出逢った初恋のYちゃん、高校で一目惚れのHちゃん、そして数多く好きになった女性たち、私の人恋しい伝説は華やかに時を得た。

田舎から美味しい甘平が宅配で届いた、いつも身体を心配してくれるMちゃん、お礼の電話では「身体に気をつけて元気で居てよ!」私の声が涙交じりになったのか彼女の言葉がひと呼吸途絶えた、私を取り巻く女性たちは皆さん優しい。

月よりの使者、月よりの里帰り、光の3倍の速さ、その乗り物、夢は何処までも膨らむ、どんな乗り物なのだろう? 時間短縮については発想を変えて見る事である。

古来、古代人たちは月と地球を行き来していた、時空の亀裂を利用して時間短縮を計った、その壮大な宇宙を跨いで光の速度を超えるスピードを手に入れた。

あさ、行ってくるよ! 夕にただいま! 

月よりの使者、月よりの里帰り、

当然、今現在の下劣な思考の人間は淘汰されてしまった、宇宙愛に満ちた生き物が地球を支配して共存している。

犬猫野鳥、千葉のねこ庭さん、今度時間が空いたから、お訪ねします、「なぁに!一跨ぎ! 便利な世の中になりましたね。」

月よりの使者、月よりの里帰り   !?

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