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思い出

忘れじの バ-ブ佐竹

ブログ友達のonecat01さんから頂いたコメントに
懐かしい、今は亡きバ-ブ佐竹さんの名前が挙がりました。

♪ 「女心の唄」
200万枚以上のレコード売上を記録したバーブ佐竹の代表曲である。

バ-ブさんは、北海道のネオン街からスタートした流しの歌手で、
その後、東京に移住してバ-で歌っていた。

この「女心の唄」は、1965年(昭和40年)の大ヒット曲となって
一躍有名歌手の仲間入りを果した。

♪ 女心の唄 とともに 私は ♪ ネオン川 が好きである。

私がこの歌手に興味を持ったきっかけは、繁華街でスナックを営業して
いた弟が、バ-ブさんと意気投合したことにある。

松山でリサイタル等があるとバ-ブさんは、弟の店に顔を出した、
歌手とファンの垣根を越えて男同士弧線に触れたようである。

「兄貴! バ-ブさんは、いい男だよ! 逢って見るか ?」
その後のバ-ブさんの死去があって、逢うことは叶わなかったが・・・。

バ-ブさんは、弟に感謝の気持ちを残している、
大切にしていた彼の愛用品の腕時計を弟にプレゼントしてこの世を去った。

バ-ブさんを語る弟の目には、いつも涙が滲んでいる。

♪ 女心の唄
 作詞 山北由希夫  
 作曲 吉田矢健治  
 編曲 白石十四男
 歌手 バーブ佐竹
 演奏  キングオーケストラ

それらの経緯を辿りながらバーブ佐竹の歌を聴くと胸に響くものがある。
北海道のネオン街で流した時代、そして東京で脚光を浴びた舞台の上。

バーブ佐竹の記憶が途切れることはない。

>一晩だけの片思いでした。「あした、駅まで送って行くね。」喜ばせてくれたのに、
せつない思慕だけが残りました。

onecat01さん、
奥さんに怒られないよう、少しだけ、あの時の彼女の心を覗いてあげてください。
男も女も、何時の世も、愛することは切ない、恋する心は、尚 切ない・・・!?

忘れじの バ-ブ佐竹” に3件のコメントがあります

  1. 杉の子さん、onecat01さん、こんばんは。

    お二人にお酌しましょう!
    そろそろ寒くなりましたね。熱燗で一杯如何ですか?

    お二人の切ない思い出話をそっと聞かせていただきましょう。
    今宵は生憎雨模様です。

    昔昔のその昔、私は博多の中洲・・・飲み屋街で働いていたんですよ。
    そして宮崎の橘通リでもね!
    今では考えられないほどスリムな私は懸命に踊りを踊っていました。
    あの頃は五木ひろしさんの歌が多かったです。
    有名な歌手との出会いもありましたワ。

    あ~杉の子さん、私酔いが回ってますので、お喋りを聞き流してください。
    関西の作家、「はなとこばこ」が書いたような世界に居りましたデス。

    「人生いろいろ」と歌いたくなりました。

    いろんなことがあったからこそ、素晴らしい出会いもあり・・・まことに喜ばしきかな!
    ですね。
    今宵はバーブ佐竹さんの歌が心に染みますね!

  2.  今晩わ。今日は1日雨でした。コスモスさんのお話は、大人の童話なのでしょうか。

     彼女が教えてくれた唄が、東京へ戻りしばらして大ヒットするとは、思ってもみませんでした。当時は百円玉を入れるジュークボックスだったか、電話で有線に頼んだのか、忘れましたが、彼女が一晩中サービスで「女心の唄」を聞かせてくれました。だから私も懸命に覚え、持っているお金も使ってしまいました。翌日は大分の予定でしたが、直行で両親のいる北九州へ戻りました。

     でも不思議なことに、退職前でしたけれど、門前仲町で、亡くなる前のバーブさんと道ですれ違いました。会社の用事で評判の良い法律事務所へ相談へ行く途中でした。「バーブさんは、時々来るんですよ。」事務所の先生が笑って言いましたから、やはり本人だったのです。

     あ、思い出しました。橘通りの店の名前はオアシスでした。まさか、コスモスさんが知っているなんてことはないでしようね。
       オアシスの酒は悲しも 飲むほどに グラスの底の 君が微笑み
    たしかそんな歌を作ったと、ここまでは思い出しましたが、彼女の名前が出てきません。不思議な記憶の断片です。

     杉の子さん。その時に作った歌がもう一つありました。お笑い下さい、そこに彼女の名前があったのです。カウンターの隅で、紙ナフキンの上に書きなぐった歌でした。「凄い、即興なのに、うまいねえ。」互いに酔っていましたから、彼女はとても喜び私も嬉しくなったものでした。
      ヒロちゃんは 会うても悲し 離れても いつも別れがグラスの陰に

                 ・・・・・・。そうです、彼女の名前は博子さんでした。

     さて、そろそろ夜も更けました。本日は、再びバーブ佐竹の切ない唄にからむ思い出を、年甲斐もなく懐かしみました。マッカーサー自伝の中に、こんな言葉がありました。「過去の火を求めてはならない。それは必ず灰になっているから。」日本をダメにした軍人ですが、結構ロマンチストでもありました。お休みなさい。お二人さん。

  3. コスモスさん、onecat01さん、
    同年代の良さがここにあります、あの当時の情景が同時進行で蘇えります、百円玉のジュークボックス、名曲喫茶の2階でよく聴きました。
    彼女の名前博子さんですか、よく思い出されましたね、それにつけても不思議な因縁に驚いています、名前の字は違いますが同じ読み方の女性との悲恋に落ち込んでいた時でした、それがジュークボックに向かわせた原因でした。不思議ですねonecat01さん。
    私の恋は片思いの失恋続き、それも今では遠い思い出です、そのお陰で心臓を強くさせてもらいました。
    コスモスさん、男同士の慰めあい面白いですね、笑ってやってください。過ぎ去って尚男は相手を思いやる、女は逆に綺麗さっぱり忘れ去る。
    ガラス窓に吹き付けていた雨風がピタリと止んだ、男の思い出に聞き耳立てる、慰めてくれるかい雨よ! 風よ! 

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