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世界

童話の世界なのか 悪魔の囁きか 雪よ ?

この寒さほど珍しいことはない、我が家では表の水道の蛇口が2~3日に渡って凍結した。
近所の郵便局の野外に取り付けた湯沸かし器から水が漏れ溢れ出していた、水道屋さんが
3人がかりで悪戦苦闘していた。

重信側河川敷の犬達の悲鳴が聞こえる、土手沿いの道から見ると草むらに隠れて2台の捕獲
檻が鈍く光っていた、数日前は市役所の若い職員が大型の蝉取り状の網を持って子犬を追い
かけていた、逃げ惑う犬達の姿が哀れである。

冷たい雨である、身も凍る雪が降る、深夜から朝方の寒気は常軌を抜っして凍える、
今まで家で飼っていた犬なら耐えることは出来まい、自然の摂理とはいえ辛い現実を見せられる。

これが目を転じて外の世界の人間社会の現実を見る時、人間と言う生き物の 許されがたき傍若
無人は神の怒りの許容範囲を越えていると言わざるを得ない。

とにかくこの冬の寒気は身体の弱い老人や病弱者には堪える厳しさである、
私は、この凍える河川を眺めると、非道国家に拉致されて北の国 あの凍土で涙に暮れる同胞の
悲しみを思う、言葉や誠意で通じる相手でないならば悠長な話し合いは相手国を利するだけである。

現在の核保有国以外ではアメリカの同盟国には核を手に取る国はいない、全てロシア、中国の友好国
だけである、ここにアメリカ戦略の脆弱さがある、核を手にした ならず者国家がアメリカの同盟国を
恫喝している現実、アメリカの核の傘が作用しないなら、核保有の選択肢を検討することも必要である。

オバマ退陣のタイムリミットをじっと見つめているのはアメリカ国内の政治家たちばかりではない ?
その後に来るかもしれない共和党大統領、その実現に神経を尖らせる国から目をそらせては為らない。

今なら ? 今のうちなら ? 悪魔の囁きに、彼らに冒険心を起こさせてはならない、その邪心を
起こさせないのが、日米同盟であり、日本自衛隊の戦力強化なのである。安保法案よくぞ通ったと思う。

雪も 人に依っては 童話の世界 しかし、悲しみに打ちひしがれる人にとっては 白い悪魔なのである。

幾多の人々が その雪の幻想に 喜び合ったか ! 鎮魂に沈んだことか ? 雪は黙して語らない !?

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