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雑談

泰然自若  忘備録バトンタッチ

人の浮き沈みは色々な要因で左右されるが、夫婦の絆次第で
大きく変わる事も事実である、それを痛切に感じているのは
恋多き男女のはずである。

「もし、あの人と結婚していたら私の現在はどうだったか ?」
「あの娘を妻にしていたら俺の人生千客万来だったはずだ !」
二人には比較できる過去があるだけにある程度分かるだろう。

男女の出会いのないカップルはそのイロハが分からない !
だから比較出来ない、それはそれで良いのかもしれないが ?

私は、何故か? 若い頃より年寄りが好きで話を聞くのが
楽しかった、原因は隠居でばあばと二人で生活した事にある。

祖母の語る父や母の話しは、闘牛の和霊様の在る街から由良
半島に出た北宇和郡北灘村に源を発していた。

貧しい半農半漁の小さな村は、村落が海に張り出して、そう
高くはない山が急傾斜を覗かせていた。

父と母との別離、見知らぬ寒村の製糸工場に出稼ぎに来て、
そして縁があっての結婚である、女工哀史! 昔の人は辛抱
強かった、涙は親孝行の言葉に変えて耐えて行く、哀しい !

私の基本がここに出来た! 祖母から受けた愛と親の苦労姿が
背骨になった、「何クソ !」強き意志の発露、原点になった。

不思議なもので「Sさんは、過去を振り返りすぎる?」
知人が呆れたように云う !

と云う事は、喜怒哀楽を混ぜこぜに、私には人が羨む出会いが
有った、人が経験出来ない程の想いでと物語が付いて来る !
極言だが人の生き死にが見える、人生の道程行程がなぞらえる。

だから余り動揺しない、相手の行く末が予想できるからである、
ひとつの例、私に反感を持って貶めようとした者の結果が出た、
彼の志半ばの死で勝敗は決したのである。

相手が思うほど、私は恨み辛みは持たない主義、許すと云う
度量では人に負けない自負心がある、真夜中の呪いの五寸釘は
私には通用しない、そのブーメランで相手は自滅したのである。

いずれ非常識は、政治の世界と同じように淘汰される。
相手の不幸を望むわけではないが、天の采配は人間の運命をも
超越する。

この数年、大事な仕事で誹謗中傷の嵐に巻き込まれた、言わば
政治の世界の足の引っ張り合い、それは、余りにも醜くかった
そうである ?

後日、いつでも証言台に立ちますよと励ましの言葉を頂いた、
落ち着いて見ると選挙の為に急ごしらえの悪口三昧を聞かされた
会員こそいい迷惑、後味の悪い思いに駆られたそうである。

胸に納めてしまっている選挙の後日談である !

この先、会の為を思う若手が現れたら忘備録のバトンタッチを
する積りだが、悪いことはやめた方が良い、ブーメランで帰る!

泰然自若、欲得の薄れた黄昏じいさん、願いは正直者に幸あれと
お天道様に祈っている。

真っ当に生きていれば、 いずれ良いことが有る  !?

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