スポーツ系、武道系、この人達の心構えは私と共通する、
筋を通して話をすれば、まず理解し合える、

勉強一筋、理系、彼らの頭の構造が理解できなかったが、
私の人間行脚の賜物故か？ 時間はかかるが理解し合える
ようになった、

但し、こちらが譲歩する割合は大きくなるが、ひと昔前
の私だったら、途中決裂の難解な人たちだった、
今では、抗しやすい人たちで、仲良くやれる自信はある。

只、この人たちに義理人情を問うても、ツーカーで返って
来る事はない、合理的な利己主義に彩られた独特の個性で、
ゆえに面白い ！ 損得で眺めると頭に熱湯が沸く ？

ヤンごとなき人、見返りを期待しない方が良い人達 ！
この面から中央の偉いさん達のバトルを見ると見えて来る
ものがある。

常識は、どこへ行った！ 恥と云う概念はあるの ？
学業優秀を冷静に見ると昔の良い家の坊ちゃんを思い出す。

悪気はないのだが、些か常識を忘れてね ？ ごめんよ ！

「僕は、出来る、だから偉い ！」
Ｔ大学の秀才、絶大な自信を持っていた男、仲良くなると
これほど素直な人も居なかった、私の事は全てＯＫ 許された。

「私しか居ないでしょう ！ 誰が居るの ？」
ある組織の立ち上げで責任者は誰にするか ？ 意見を乞うた
時に発言した国立大学出身の自信家、

可愛い無邪気と言えばそうだが、敢えて私は彼の期待をブチ
壊した、文句の一つも言わなかったが、いじらしい人たちで
ある。

今では、会の要職、睨みを利かして頑張っている、

後日、面と向かって「Ｓさんは嫌いだった！」と正直に言って
くれた、
かえって清々しいではないか、だから友情は続いている。

「Ｓさんは嫌いだ ！・・・」
無理もない、彼の鼻柱をことごとくへし折ったのだから　？
それでも私を許してくれて仲良くしてくれる、
誰が ？ 私が偉いのではない、彼が偉いのだ 　 ！？

東京出張の折「Ｓさん、行って見る ？」 誘ってくれたのは
防衛大学、彼の母校だった、日本の益荒男が其処にいた。

「Ｓさんの言葉は、胸に突き刺さる！」 こう言った司法試験
受験組の仲良しメンバー、

私が彼等と気が合うのは、国防の何たるかを、シカと胸に
留める男達だからである。

文系、理系を問わず私は彼等が大好きである、こちらが門戸を
開いていると飛び込んでくれる。

武道系は、私のふるさと！ 　痛んだ心を癒してくれる、「押忍」