雑談

清流と蝉しぐれ  いちご日和

樹木の選定と草刈をやると汗が止ることなく出る、
何と暑い事か ? 予定より大分仕事がはかどって夜の帳が
忍び寄る時刻ダム湖畔へ下りて一息ついた。

左下へ視線を這わすと赤 青の小さなテントが薄闇に浮かび
上って見えた、いちご日和の庭先に設えたお伽のテント、
店が狭いため駐車スペ-スにこしらえたものである。

カキ氷最盛期に入り、ひきも切らぬお客さんで てんてこ舞い、
足を向けるのは明日に決めた、今年初めてのカキ氷を食べて
みよう。

清流の音と蝉しぐれ、藤沢文学最高峰の文四郎と福の物語。

「蝉しぐれ」
冒頭、家の前の小川に洗濯に出た福が蛇にかまれて文四郎に
助けてもらう一場面が鮮やかに浮かび上がる、私の心にも
遠きあの日の残像が消えることなく生きつづける場面がある。

いちご日和の店主夫婦を見ると、文四郎と福の未来が同じで
あったならと郷愁に似た感傷を誘う、武士社会の掟と男と女、
今の世は、形は違うが又別の意味で生き難い世の中になった。

ひと時の、安らぎ、束の間の幸せ、高校野球宇和島東高校を
全国に知らしめ又済美高校を初出場初優勝させた名監督、

故上甲監督の宇和島東高校野球部最後の教え子がいちご日和の
マスタ-なのである。
済美の県優勝を祝しながら、マスタ-の笑顔に接したいと思う。

得も言えぬ笑顔を見たくって、せせらぎと蝉しぐれの里に
お邪魔する、ご一緒しませんか、 私は午後に参ります。

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