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人生

昼行灯  大石内蔵助

人の見方、批評の面白さ、うなずく男がここに ひとりいます。「Sさんは判りやすいですね、裏表がないもの、正直すぎる !」

そうかと思うと・・・「Sさんは、何を考えているか判りません ?」

よほど正直馬鹿か不可解な男と云うことになる、どっちかにしてよと思わないでもないが、惚れてもらう人もなし、良いじゃないかと納得。

私が非常に惹かれる男がひとりいる、赤穂浪士討ち入りの 赤穂藩国家老 大石内蔵助良雄 通称 昼行灯。播磨国赤穂藩の筆頭家老である。

私が変わっているのは主君の仇討ちを成し遂げた武勇の方の内蔵助ではなく、祇園で放蕩三昧芸者遊びにうつつを抜かした軟弱内蔵助の方である。

仇討ちにかける男の忠義、悲しい胸の内を隠しての放蕩芝居、切ない胸の内蔵助に想いは飛ぶ、家族を、全てを捨てて主君の仇討ちに向うその心。

「現代の日本人に爪の垢を煎じて飲ませたい!」

現在の日本は、世界へ向って自慢できるのか、あらゆる面で劣化著しい、特に先導する政治、マスコミがその体をなしていない。

もしも本物の売国奴になり下がったのなら、腹を切って詫びて見せるか !

忠臣 赤穂浪士たちが今の時代の日本人を見たら何を思うだろうか ?それは、南海に散った神風特攻隊の隊員にも言えることである。

「敵国に与して、恥ずかしくないか !」

私のひとり言は続く・・・

酒を呑む、酒におぼれる、酔った振りをする、まるで大石内蔵助の影武者のように ?

相手の腹が見えることの不幸、見えすぎることの苛立ち、それは裏表が交互に映し出される違和感 ?なまじ知らなければ良かった、知ったばかりにいらぬ気づかい !

余程腹が据わった相手でなければ、酔えば心が顔に出る、顔に出ないは馬鹿かハタマタ豪傑か ?

それは楽しくも悲しい、祇園の芸者遊びでござったよ。

ヒント! 初めと終わりのお面の違い ?  どちらが本物 教えて ? 人相術、 愉快ですね ??

 

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