名カメラマン木村大作の監督最新作、「散り椿」(9月28日公開)
主演 岡田准一、共演に西島秀俊、麻生久美子、黒木華、池松壮亮、緒方直人、富司純子、奥田英二など豪華な顔触れとなりました。
オ-ル富山ロケ作品である。
原作は「蜩ノ記」で直木賞を授賞した葉室麟の名作「散り椿」(角川文庫) 脚本に「雨あがる」そして「蜩ノ記」の小泉堯史監督が担当している。
原作 葉室麟
撮影・監督 木村大作
脚本 小泉堯史
殺陣 岡田准一
ナレーター 豊川悦司
あらすじは、他の作品紹介と映画館での映画でご覧ください。ここでは岡田准一の格闘技系インストラクタ-としての資格とともに殺陣指導抜擢に重きをおきたいと思います。
そこには巨匠黒澤明監督のカメラ助手として出発し幾多の名作に名を刻んだ日本の名カメラマン木村大作監督の岡田に寄せる期待感の大きさが見えるようである、
それが私が二人から受ける師弟関係の絆の大きさである。
映画SPで華麗に披露したブル-ス・リ-のジ-クンド、修斗、フィリッピンのカリ-を修業継続の岡田にとって金字塔になるような気がして為らない。
岡田准一が魅せる時代劇 武士の殺陣を興味津々眺めて見たいと思っている、新たな時代劇の殺陣が誕生しそうである。
私が彼の技を見て是非収得してもらいたい武道として、現在の延長の空手道ではなく、合気道を極めて欲しいと思うのである。
空手道、伝統流派からフルコンタクト、更に少林寺拳法、ボクシング、合気道の名人達人との交友の中で、岡田に見るのは合気道である。
とにかく、V6の中では一番年下でひ弱そうだった岡田准一の今日を誰が予想しただろう、先輩から同輩、後輩に至るまでの彼のスタンスは見事である。
その道の巨匠達に育ててみたいと思わせるはずである、
舞台挨拶での木村監督に接する岡田の口調は 「親しい仲にも礼儀あり」の例えのとおり誠に清々しい、
「武士の佇まいここにあり !」
扇野藩の元藩士の瓜生新兵衛は、藩の不正を訴えたが叶えられず、妻の坂下篠とともに藩を離れる・・・
・・・やがて新兵衛は篠の実家坂下家に腰を落ち着かせる。
シネマサンシャイン衣山の一番後列の席に、ひとりひっそり身を沈める男がいる。
岡田准一の武士の礼儀作法に目を潤ませる杉の子である !?