昨日予約を入れていた床屋さんに出向いた、雨上がりの水曜日午前中覆いかぶさっていた雨雲が次第に入道雲に代わる、青空のお出ましである。
店主の笑顔が心を和ませる、店員の会釈が清々しい、先客二人各々鏡に向かって椅子に腰を下ろしている、楽しい会話が店内の空気を和らげる。
膝に向かってこれでもかと冷気が天井から吹き付ける、「おお寒い!」店主に膝掛けを所望、マスター ニヤリと物ありげ ?
椅子を後ろに倒して熱いタオルが顔にかかる、うつらうつらの小時間、私の楽しい秘密の時が訪れる、布で目を覆い、仰向け、瞼の裏の小劇場、始まるよ !
皆さんは経験ありますか、瞼を閉じて暗闇の世界、 ん ?
閉じている目の筈なのに、瞼のスクリーンに画面が映る、幾何学模様から絵も言えぬ風景が静止状態で観える。
不思議なことにモノが見える、これは眼科医院の領域か?脳内の画面に表示される、さてと、これは脳神経外科か。
パソコンのやり過ぎか、目を酷使の警告か ?何かの時に映写される、さてさて不思議 ? 近々眼科医院診察の予定、先生に問うてみたい、或いは神のお告げか ?
物事は心の持ちようで違ってくる、「好きよ好きよも、ところ変われば、大キライ !」
この頃感じることだが男より女は、あ・うんの呼吸が読めない、男の上(うわ)部の作法で勘違いする ?だから必要に迫られる以外は近寄らないことにしている。
「男って奴は、いい !」私の口癖はそんな女達からもたらされた ?
口じゃ負けるから、つい手が出る ! そうなると辺り構わず泣きわめく、昔の映画で、終いにゃア! しびれを切らして◯◯して井戸に投げ入れると、髪を振り乱して化けて出る !
だから・・・
「女は、ごめんよ !」となる ?それでも仕事に分け隔てはなりませぬ !
昨夜早速、ある仕事の依頼が入って来た、それが何と金持ちの怖い人、誰も受けようとはしません ?
怖い人の身辺に私の可愛い後輩がいる、早速事情聴取と相成る、結論は、「踏み込んで見よ、刃の下に極楽あり !」
「先輩! 直接行ってみなさいよ !」人ごとだから呑気なことを言ってくれる !そういうところで、頭を下げて行くことに ?
果たして鬼が出るか、蛇が出るか ? 真夏の幽霊だけは「ごめんよ !」
高速道路一人旅、覚悟を決めた男旅 ! 果て さて !?